陶磁器工房 器楽の気楽な日々

おはようございます～
こちら湘南の地は朝からとってもお天気！
一年の中で一番気持ちの良いシーズンですねぇ～
こんな日は海にでも行って潮風を浴びたいものです～

今日は排水溝のお話～



陶芸工房で常に回る問題の1つに排水溝がある～
当工房の排水は直接下水に流れるわけでは無く、一度マスに貯めてから排水しております～
何故って・・・皆さんがお使いになった道具や粘土が徐々に排水溝に溜まっていく・・・
皆様には綺麗に極力粘土を排水溝に流さない様にお使いいただいておりますが、付に1度の排水溝の掃除は欠かせません・・・
これを怠ると、排水管が粘土で詰まってしまい大変な事になってしまいます

で、この排水溝を掃除しているさいには粘土と一緒にミミズ等の生き物も一緒に上がってくる～
これをみて気持ちが悪いと思ってしまえばそれまでですが
もともとは粘土と釉薬以外のモノは流しておりませんので、粘土にミミズの卵でも入っていたのだろうと想像できます～（ミミズが卵を産むのかは分りませんが・・・(笑)）

このミミズたちを見て思う事は・・・
やはり自然の粘土を使っていると言う事だ

野菜の農薬のように虫を排除しようと思えばそれなりの化学物質が必要となる
粘土でも、人工に合成された粘土ではミミズなどの生き物は出てこないのだと思う～
いわばミミズは化学物質を使っていない証拠なのではなかろうか・・・
そう思うと、人体にとって安全な粘土で焼き物が作れているのだなぁ～
っと実感できるわけでありまして、とても清々しいです～(笑)

陶磁器は食器にも多用されるモノなのだから
製造段階でも人体に優しいモノであった方が良いですよね・・・


陶芸教室なら
陶磁器工房　器楽まで

食器の購入なら
器楽オンラインショップまで