2008/05/20(火)23:45
中国加油
地震から1週間が経ち死者はとうとう4万人を超えた模様です…。
昨日は国の呼びかけにより14:28分から3分間
地震の犠牲者に対し黙祷が捧げられました。
そのとき寮の部屋でテレビを見ていましたが、外ではクラクションが鳴らされ、
テレビでは無音の犠牲者を偲ぶVTRが流れていました。
天安門では北京市民が集まり「中国加油!、四川加油!」と大合唱をしていたようです。
今日も夕方テレビをつけるとほぼ地震に関する番組でした。
寮では60チャンネルほど見れますが50チャンネル以上が
同じ番組を流していました。日本ではありえません…。
「衆志成城」という言葉(一致団結すればどんな困難も克服できる)が
常にと言っていいほど画面に示され、中国が一つになるよう呼びかけています。
中国のヤフーや捜狐(大手ポータルサイト)はメインページは白黒になり、
地震に関する情報で埋め尽くされています。
動画や音楽が聴けるサイトの中には犠牲者を偲びサービスを停止してるところも。
何から何まで地震に染められたこのやり方は少しやりすぎのような気がします。
多くの人から支援や援助を受けるためにはよいやり方なのかもしれませんが。
日本人がこのような災害などに対し国が一つになるという意識がなさ過ぎなのでしょうか。
明日は相互学習があるので中国人の学生はどう考えているのか聞いてみようと思います。