2008/01/22(火)07:55
いよいよ調整の終盤に突入
総悲観の支配する中、いよいよ株価調整の終盤に突入です。
日経平均シカゴ先物12650円をつけています。
1年に及ぶ調整過程でナンピン買い下がりをした投資家もいると思いますが、調整過程で
それを見極めずに株式投資することの怖さを実感されたことでしょう。
この1年間の調整トレンドは昨年の2月に高値形成して以降、過去6年間の株価動向をみれば
、まず上値はとれないだろう、保合いか調整かのいずれかという予測はついていたと思います。
したがって積極的投資の時期ではなかったということです。
株式指標は引き続き売られ過ぎのシグナル頻発です。
騰落レシオ25はとうとう56.8を記録しました。
過去10間の最低はライブドアショックの時の54.3です。
ニューヨークダウもチャートを観察すると理解できると思いますが、2002年~2007年の高値・
安値の3分の1調整水準が11800ドル台にありますので、残りわずかの下落幅となりそうです。
今月末~来月にかけて、長い1年間の調整もいよいよ終わり最後の買い場が到来の
ようです。
キャッシュポジションを高めて静観していた投資家にとってはわくわくするような瞬間です。
空売りを積極的に仕掛けた投資家もそろそろ手仕舞い完了の時期到来がきました。
デイトレで短期売買を繰り返している方の多くは厳しい1年であったと思います。
短期売買が如何に難しいものであるか実感されたことでしょう。
売買をあまりに多くし過ぎますと大数の法則により最後は確率的にほとんど負けてしまいます。株式投資に限らずあらゆる投資の罠ですね。
日経ダウは13000円前後を試すのは間違いないでしょうが、周囲の総悲観の合唱に惑わされることなく、買い向かう投資家にとってはこれからの1年は大きな利益をもたらす年になるでしょうね。
くれぐれも周囲の悲観に惑わされることないように。