仕事中にケイタイが鳴り出した。
3時の休憩時間直後の静かな事務所に響き渡る。
視線を感じる。
あわてて、事務所から飛び出し、
誰かと確認すると、
後輩Tだ。
通話ボタンを押す。
間髪いれずに、スピーカーから大声が・・
後輩T 「Lazyさん、ホームプールにきます?」
切羽詰った感じの電話だ。
Lazy 「行くけど・・」
後輩T 「何時に来ます?何時に?」
Lazy 「う~ん。早くて5時半、遅くて、6時かな?」
後輩T 「じゃあ、5時半に来てください。早く来てくださいね。」
Lazy 「えー、何で?」
後輩T 「きてから、話しますから。待ってますよ。」
Lazy 「場所取り・・・」
あれ、電話切れちゃった・・・。
まったくもう。
エマージェンシーコールか?
何事もなかったように、席に戻ったLazy。
5時数分前、身支度を始めて、
チャイムが鳴るのを待ちます。
チャイムがなった瞬間、
パソコンをシャットダウン。
すばやく、着替えて、プールへ向かう。
混まないうちに、移動っと。
プールに到着、水着に着替えて、
準備運動も、ほどほどに、プールへ。
おお、泳いでいるじゃないか後輩T。
ジュニアコースの練習をやっているので、混んでいるように見える。
後輩T 「Lazyさん、場所とっておきましたよ。」
Lazy 「じゃ、適当にアップするから!
なんで、電話したの?
練習相手がいなくて、さびしかった?」
後輩T 「まあまあ。3時から泳いでいるのだから。」
Lazy 「あそう。」
かみ合わない二人の会話。
ということで、練習開始
Up
swim 50*4
kick(IMO) 50*2*4
sculling & pull 50*4*4
Lazy 「じゃ、アップ終わりで、何を泳ぐ?」
後輩T 「3時からおよいでいるのだから!」
まったくかみ合わない二人。
となりのコースを見ると、
後輩Hがいるではないか!
生贄が増えた。ヒヒヒ
Lazy 「じゃ、キックね。」
kick 50*4*4 (in.1'00",set 6'00")
うまい具合に後輩Tが、「攣った」と言い訳しながら、1set目で戦線離脱。お風呂のような消毒槽へ
Lazyも3set目から、サークルアウト。
後輩Hは、dolphin kickで、悠々。
戻ってきた、後輩Tに
Lazy 「何で、電話したの?」
後輩T 「あ、タオル忘れたので、セームを貸してください。」
Lazy 「あとは、?」
後輩T 「それだけ!」
何?!
タオルを忘れて、電話するか?
なんか、いい情報でもあるのかと思ったのに。
とんだエマージェンシーコールだった。
気を取り直して、
dash swim 50*4
easy swim 100
pull 25*4
Down
swim 200
Total 2800m