きやまんのひとり言

2010/07/01(木)21:25

そば処 柴崎

料理(144)

京都へ来たのだから長年行っていない清水寺へと言う事になり 車を走らせたものの駐車してからの蒸し暑さ、ダラダラ坂に閉口し清水寺は中止。 五条坂に素晴らしい上品な店構えのそば処:柴崎を見つけて入ることにする。 まるで高級料亭のような店構え、前栽を横切ってお店に入ると まるで美術館のよう、有名な文化勲章作家の作品や古清水の陶器が飾られた傍に 輪島塗のテーブル。壁には貝殻や象牙で細工した蒔絵に魅せられて その前のテーブルにつきました。 1階には陶磁器、2階には根来漆器、3階には芝山蒔絵が展示されていました。それも人間国宝や文化勲章者の作品ばかりです。 お蕎麦も3たてへのこだわりを貫いています。 ・挽きたて ・打ちたて ・茹でたて とそば粉へのこだわり だそうです。 私はこの時期しか無いという鱧天のざるそば、息子は巣篭もりそばを注文しました。 大きな陶磁の器に引き立てのそばが盛られ、特性の出汁をそそぎ一口いただくと腰のあるそばとその香りがが口に中いっぱいに広がって・・・喉ごしのステキな事。 温かい鱧の天ぷらも甘くて柔らかくて美味しく、本眞もののお蕎麦を本眞ものの美術品を愛でながら頂きました。 食後は2階の根来漆器の鶴亀瓶子、に菜桶。 3階には沢山の印籠や硯箱、芝山蒔絵の屏風、山水画の手元箪笥を見せて頂き ため息の出るほどの美しさでした。 もう一度ゆっくりと訪れたいと思うお店でした。

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