2012/06/23(土)19:13
会いたかったのよ
隣町のY殿より、興味深い話を聞いたので紹介したい。
先日、Y殿は僕の住むまちにお忍びで潜入。とあるスナックへ行った。店には接骨院を営むI先生がいて、その横に「いかにもI先生好み」の女性が座っていた。
ちなみに、I先生はポチャ系、というか、すこぶる太めが好みである。この一件の女性は、最近のI先生のお気に入りのおデブちゃんなのだ。
Y殿はその女性を一目見て、「ピンクの電話の太い方にそっくりじゃん!」と思った。そこで、ちょっと意地悪して聞いてみた。
「ねえ、芸能人の誰かに似ていると言われない?」
Y殿は、『ピンクの電話の竹内都子!』との回答を予測し、腹を抱えて笑う準備に入った。ところが、思わぬ回答が返ってきて、腹を抱えて笑うどころか、身をよじってこの世のものとは思えない苦しみを味わうことになった。
「んー、…ドランクドラゴンのつかじ!」
程なくして、お店に客が入ってきた。この客はY殿の存在を知るなり、大声で例の女性を叱りつけたという。
「おい、失礼じゃないか!何でお前がY殿の隣に座ってんだよ!えっ、つかじ!」
Y殿から、「万難を排して見学してください。つかじを…つかじを…」と嘆願された僕は、ほぼ24時間つかじのことが気になって仕方ない数日間を過ごしていた。
今夜、つかじを愛して止まないI先生にたまたま居酒屋で出くわしたことで、僕の念願が叶うことになった。I先生が、「承知しました。今からつかじに会いに行きましょう」と快諾してくれたのだ。
少し薄暗い店に入ると、20人程いるお客さんと店員さんの中に、1人輝く女性がいた。紹介されなくても、それがつかじであることは明白だった。
初めて会った気がしない。なので、「やあ、つかじ元気?」と挨拶をすると、彼女は即座に「はい、つかじ元気です!」と答えてくれた。
感動の記念写真を撮った。冷房が効いている店だったけど、つかじのシャツは濡れていた。「汗かきなんですよお」という。それを聞いて、僕も背中から汗をたらした。