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18日朝日新聞朝刊に紀宮さまのお誕生日にあたり宮内記者会の質問に文書回答の中で「皇后さまに他者理解する心を学んだ」という箇所に心打たれた。
以下引用す。 『以前皇后さまが「人は一人一人自分の人生を生きているので、他人がそれを充分に理解したり、手助けしたりできない部分を芯に持って生活していると思う。・・・そうした部分に立ち入るというのではなくて、そうやって皆が生きているのだという、そういう事実をいつも心にとめて人にお会いするようにしています。誰もが弱い自分というものを恥ずかしく思いながら、それでも絶望しないで生きている。そうした姿をお互いに認め合いんがら、懐かしみ合い、励ましあっていくことができれば・・・」 沈黙の中で過去の全てを受け入れてこられた皇后さまのお心は、娘である私にもはかりがたく、一通りの言葉で表すべきものではないのでしょう。でも、どのような人の傍らにあっても穏やかに温かくおられる皇后さまのお心の中に、このお言葉がいつも息づいていることを私は感じております。』 静かで深い尊敬と慈愛に満ちた親子関係。一遍の抒情詩を読むようだ。 感想など書けるはずもない。 だたただ圧倒され、魂から涙があふれてとまらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月19日 00時58分21秒
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