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鎌倉橋残日録  ~井本省吾のOB記者日誌~

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2013.11.23
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カテゴリ:韓国
 日本経済新聞社の鈴置高史編集委員が日経ビジネスオンラインで連載している「早読み 深読み 朝鮮半島」が興味深い。韓国の「異様な反日行動」の7背景を「恐中」「「米中二股外交」をキーワードに、縦横に分析していて目からウロコ、納得する点が少なくない。

 最近の韓国は中国への傾斜、接近が目立つ。中国が「米国と組まずに、我国との関係を深めよう」と誘っているからだが、鈴置氏によると、その誘いに乗るのは、中国への深い恐怖心があるから。

 <もともと、隣の大国、中国は何をするか分からない恐ろしい国、と韓国人は思っています。だから中国が巨大になった今、米中双方から異なる要求を突きつけられると、韓国はつい、中国に従ってしまうのです>

 「韓国政府は中国との摩擦を恐れ「離米従中」政策をとらざるを得ない。国民も嬉しくはないけれど、それも仕方ないとあきらめて見ている」という。

 背景には、中国に攻め込まれ、征服され、多くの朝鮮人が捕虜にされた恐怖と屈辱の歴史がある。「中国には軍事的に逆らえない」という思いが韓国人の胸に深く刻まれている。

 だが、米国は日米同盟を強化する一方、韓国に対し、日本との軍事協定の締結、米日韓3国軍事協力の強化を要請している。

 朴槿恵政権は中国の顔色を見てこれを拒否したが、中国が怖いからとは言えない。そこで、「日本の歴史認識が誤っているから」「日本が軍国主義化しているから」という。

 歴史認識や軍国主義化で日本に問題があるから、軍事協力関係を結べないと言い訳しているのだ。

 しかし、日米同盟強化により韓国の中国傾斜が明確化、米国との距離が遠のくのも韓国にとっては大変まずい状態だ。中国に服属し、抑圧される事態が晋危険が大きい。
  
 韓国としては米国とも中国とも良好な関係を築き、その均衡関係の中で生きるのが最も望ましいのだ。まさに米中二股外交。戦前、日本とソ連、あるいは日本と中国の間を泳いできた伝統的な外交政策がそこにある。

 <「国が生き残るには、米中どちらがアジアの覇権国になるか判明するまで、双方に保険をかけるしかない」との発想は、韓国ではごく普通なのです> 

 二股外交を続けるためには日米同盟を弱らせるのが得策。韓国はそう考えて、「反日」「卑日」政策に拍車をかけている、と鈴置氏は見る。「反日」は「離米従中」の偽装なのだと。

 具体的には、日本の軍国主義化を言い募り「戦犯国たる日本に米国は翼を与えた」と米国や世界で宣伝する。「ナチスと同罪の日本と、米国は手を組もうとしている」とのイメージを作るのだ。「日本人の残虐性」を訴えるべく、在米韓国人が「従軍慰安婦の像」を米国各地に建設し始めたのもこの一環で、日本のイメージは落とし、米国の心が日本から離れることを狙っている。

  「日米離間」政策は韓国の二股外交の余地を増すだけではなく、中国にも好感が持たれるという計算も働いている。

 二股外交でしぶとく生き残るのに、徹底的な反日を繰り広げる朴政権。米国はその政策をすでに見破っており、韓国の反日政策が日米離間を招くとは考えにくい。韓国の方が孤立すると思うが、韓国人の多くはそう思っていない、と鈴置氏は指摘する。

<朴槿恵はオバマに好かれている半面、安倍は嫌われている――と韓国では理解されています。「権力者との距離」で物事が決まる韓国では「集団的自衛権では日本にしてやられたが、大統領の個人的関係を生かせ、まだまだ巻き返せる」と考える人が多いのです>

 やれやれ、付き合いきれないと思う日本人は多いだろう。こんな隣人はほっくに超したことはないと。

 とはいえ韓国に「言いたい放題、やりたい放題」にさせておくのは、やはりまずい。うそも100回言えば本当になる。世界の人々に韓国の主張がデタラメだということははっきりさせた方がいい。史実の誤りに対しては、その都度きっちり反論する。韓国のでたらめな宣伝を正さねばならない。

 その上で、安倍首相の言うように、「対話の窓口は開いている」というメッセイジを流し続ける。それは日本の開放的な姿勢を世界に示すためにも必要だ





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Last updated  2013.11.23 11:51:27
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