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鎌倉橋残日録  ~井本省吾のOB記者日誌~

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2014.03.28
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カテゴリ:生活・人生
 自分は絶対、オレオレ詐欺や振り込め詐欺には引っかからないと思ってきた。

 ところが、先日、テレビを見ていて「こりゃオレも引っかかるな!」と唸った詐欺があった。宅配便の「代引き詐欺」である。

 玄関のインターフォンが鳴る。「こんにちは、宅配便です!」

 これは日常茶飯事。しょっちゅう来る。ヤマト運輸や佐川急便が多いが、そうでないこともあり、配送会社の素性(信頼度)には、まず注意しない。何せ、自分のところに物品を運んで来るのであって、取られるのではない。その思いが疑惑を消し去ってしまう。だが、この油断が禁物、被害の元なのだ。

 宅配便の運転手(とおぼしき人物)は荷物の入ったダンボール箱を差し出しながら、「代引き引取りです!」と言う。「あれ、自分は最近、代引きで商品を注文したことないけどな、きっと今不在の女房(亭主、息子)が注文したんだろう」と思う。まず、疑わない。

 「で、いくら」。「4800円です」。

 この金額が最大の曲者だ。これが3万円以上、いや1万円以上でも「うん、そんな高いの、一体何を買ったんだ」とダンボール箱に貼ってある伝票を確かめたり、箱を振って重さや大きさ、形を確認したりするだろう。疑い深い人は女房や息子に電話するかも知れない。「何を買ったんだ?」と。

 だが、1万円未満、まして5000円未満なら、ほぼ確実に何も言わずに支払ってしまうだろう。私もそうだ。

 で、箱を開けると中身は石ころだったりする。それでもだまされたと思わない人がいる。テレビの中で騙し取られた主婦は「主人は何かの必要があって、この石ころを4800円で買ったのだろう」と思ったという。

 私も石ころならともかく、小さな化粧箱などが出てきたら、女房の必要なものなんだろう、などと信じてしまいそうだ。ただ、女房や息子が帰ってくれば、だまされたと気づく。

 その際、こう思うだろう。4800円で良かった。これで二度と宅配便の代引き詐欺には引っかからない。4800円で詐欺の講習を受けたと思えばいいと、自分をなぐさめるのだ。

 実際、代引き詐欺は労の多い割に実入りが少ない。オレオレ(振り込め)詐欺なら1度に数百万円~1000万円をかっさらう例が珍しくない。でも、その分、騙しにくく、捕まった場合の罪も大きい。ハイリスク・ハイリターンだ。

 代引き詐欺は騙しやすい代わりに、実入りが少ない。ローリスク・ローリターンである。

 今回の教訓はもう1つ、自分も詐欺にかかる可能性があるということだ。オレオレ(振り込め)詐欺などで騙されないとうぬぼれていることはできない。手口は年々、巧妙になっているからだ。次回にその点を追求したい。






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Last updated  2014.03.28 23:10:34
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