コンビニの充電拠点化で車はレンタカーが主流の時代へ
日本経済新聞が26日付けで「ファミリーマートが9月までに全国500店に電気自動車(EV)の急速充電器を取り付ける」と報道している。充電時間は20分。その間に店内で買い物してもらう算段だ。 EVの普及につれて、この動きは加速されよう。というよりコンビニのEV充電拠点化がEVの普及にはずみをつけるわけで、両者はニワトリと卵の関係にある。 影響はそれだけではない。マイカーの保有が減り、レンタカーや数人で乗用車を所有するカーシェアリングの普及が加速するのではないだろうか。 マイカーの保有コストは高い。自動車そのものの値段が安くても100万円、少しグレードを高くしようとすれば300万円も400万円もする。自動車取得税や保険料、車庫代、車検などの整備費用や維持費用もばかにならない。 それでいて、普通の勤め人は週末などを除くとそれほど多く乗らない。高齢者は定年後に運転する機会がふえるかもしれないが、歳をとるにつれ自分で運転する機会は減って行く。時たま乗るのなら保有より利用の考えでレンタカー化が進む可能性は高い。 家庭の主婦は毎日のようにスーパーなどに買い物に出かけるが、それもアマゾンやネットス―パーの普及で今よりも必要がなくなる。 レジャーやスポーツ施設に出かける際も、すぐ近くのコンビニで電気式のレンタカーを借りられるなら、コンビニまで歩いてそこから出向けばいいと考える消費者がふえるのではないか。 コンビニは家庭の冷蔵庫代わりと言われるが、クルマの保管所にもなるのだ。あるいは近隣を回る一人ないし二人乗り用の小型車は自宅に保有し、レジャー用のワゴン車など家族で遠出する際に使う中・大型車はコンビニのレンタカーにする、といった使い方もふえるかもしれない(個人的には後者の方が合っているようだ)。 地球環境の保護が求められる中でクルマも保有から利用へと流れが変わるような気がする。