ミシン修理と感想
今日は日曜日 持論の思い出に残るミシンの紹介と感想数日前夕方 telでの内容”かなり古いシンガーミシンを持っているのだが修理できますか?”シンガーミシンと聞いて水平釜の自動で糸巻きが出来るミシンかと思い尋ねると垂直釜の普通一本針の左下から挿入のジグザグミシンであるとの事 明日訪問を約束訪問すると立派な庭先のある情緒あふれるお宅でしたtelをもらった日 ”シンガーミシンだから”とチラシ広告にシンガーミシンを中心に販売をされてるミシン屋さんにtelをしたらしい 二人来て”このミシン 古くて修理部品がありません 部品交換には部品製作し修理しないと出来ませんから高くつきますよ このミシン下取りしますから このミシンを買ってください”の一点張りのねばり との話 何時ものよく聞くパターンである私ははっきり話す”このミシンはミシンとしては今はスクラップとしての値段しか付きません 下取りも出来ません しかし部品を交換しないと修理出来ないような傷み方をしているのであれば専用部品が無く部品製作までして修理するのですか?”と尋ねる 話を聞いていると ここの奥様はお嫁に来る時にご両親に嫁入り道具として持たせてもらったものだそうです ”修理代はいくらかかっても良いから”と言う そのようにはもらえないが 気持が伝わる この様な人がたくさん居られる今回の修理に必要な部品は糸巻きのゴムだけ もちろん 手間賃を頂きましたが大変に喜ばれましたこのミシンの特徴左下からボビンケースを挿入する方式で左右に針が動くと釜も同調して左右に動き針と釜のタイミングが一本針と同様でチドリ縫いの目飛びタイミングが理想的だと思う 機構が少し複雑なため部品点数が多く家庭用ジグザグ縫いの初期機種 スピードを上げると金属製ながら振動がでる まだまだ十分使用に耐える購入時足ふみ式の様 途中でポーターブルに変更しているミシンの愛好家は新しいのが一概に望んではいない 慣れ親しんだ思い出深いミシンを使いたいと思っているのです 今回のミシンなどは昭和30年代のミシンでほとんどハンマーでたたく 水にぬらすなど 特別な事が無い限りそれなりに部品交換などしなくても修理できる もちろんボビンケース 糸巻きのゴム 革ベルトなどは今でも十分に有る古いから悪い 新品は間違いが無い と言う意識に方が問題ではないだろうか?修理していて困る事はやはりプラスチック部品等の風化が最大の厄介物である