服装や持ち物は、自分の本性を隠すためのアイテム
貴方は服や持ち物を選ぶ時にどういう基準で選んでいますか?「この色や柄がお気に入りだから」「最近はこういうファッションに凝っている」などと多くの人は自分の好みやセンスに合わせて選んでいると思っているでしょうが、しかし本当は自分か選んでいるのではなく自分の性格によってそのファッションを選ばされていると言ったらどう思いますか?まぁ「選ばされている」というのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、それほど服装や持ち物にはその人の性格や本性が反映されているのです。なぜなら服装は自分を飾る物であると同時に自分の体と本性を覆うものでもあるからです。綺麗な服や化粧、アクセサリーによって内面を隠し「こう見せたい自分」「人からこう見られたい自分」を演出しているのです。女優さんやモデルの着ている服を見て「私もああいう服が欲しいなぁ」と思うのも「自分もあんなふうに美しくなりたい!」「みんなから綺麗に見られたい!」という願望の表れでしょう。そう言うと「いや!私はそこまで無い物ねだりはしていない。ただ綺麗な服を着てみたいというだけ!」と反論する人もいるかもしれません。しかし同じようなデザインのものがいくらでもあるのにファッション雑誌やテレビでモデルが着ている服が他の物より遥かに売れ行きがいいのが現実なのです。昔の自分の服を見て「どうしてこんなカッコ悪い恰好が出来たんだろう?」と思うとすれば、それこそ自分の内面が変わった証拠です。歳をとって心も成長したおかげで以前は素敵だと思っていたものがそうは思わなくなった。あるいは今までは気付かなかった良さに目覚めたということもあるでしょう。ファッションや持ち物を性格やコンプレックスまで反映したものだとして見てみると意外な本性が見えてくる筈です。