これが瞬時に人を判断する方法だ!

2015/11/12(木)14:15

「あれ」「あそこ」と指示代名詞が多い人は、思いやりも頭の回転も鈍い

「あー、キミ。例のアレはどうなっているのかね?」 「あそこに置いておいたヤツどこへやった?」 最初の文は上司から部下への問いかけ、次のは夫から妻への質問です。上司や夫の立場からすれば何を話題にしているのかは明快です。しかし、いきなり「アレ」や「あそこのヤツ」といわれた部下や妻の方は何の事か分からずに怪計な顔をしたりすると「何もわかってない!」などと不機嫌になったりするのですから困ります。お互い周知の事柄、話題だからすぐに分かって欲しいという思いなのでしょうが、会話として全く不十分なことは、こうして文字にしてみるとよく分かりますね。 そもそも「あれ」「それ」「あそこ」などの指示代名詞は前段階の話があって、お互いの共通認識が出来て初めて使えるものです。何の前フリもなく「アレはどうなった?」「あそこにあったヤツ」などと言われても分からない方が当たり前です。にも関わらず、それを非難するような口ぶりの人は頭も悪ければ思いやりもない人と思われるのがオチです。歳をとってくると物や人の名前がパッと思い浮かばない時もあります。それでもそんな状況でどう言うかによってその人の「バカ度」が測れます。 「ほら!何とかさんって人居たじゃない。街でばったり会った人よ!」と言われても誰のことかさっぱり分かりません。けれども「2ヵ月ほど前、渋谷に映画を観に行った時、あなたに話しかけてきた女性がいたでしょう?」といわれると「ああ、○○さんのことか」と通じるでしょう。相手の名前が思い出せないならそれを連想させるような情報を少しでも入れて伝えようとするのが頭もよく、思いやりのある人の話し方です。

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