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カテゴリ:仕草から嘘を見抜く
実際に態度やしぐさから相手の心理状態をはかるときは、体の一部だけでなく、たくさんの要素に注目して複合的な判断をするのがいいでしょう。 たとえば、脚を前に投げ出して後ろにもたれているポーズは、退屈しているときや話に興味のないときのしぐさ。逆に脚を広げて、上体を起こして前かがみになり、顔をこちらに向けているときは話に夢中になっている、興味をそそられているサインです。 しかし、同じ前かがみの姿勢でもこちらを睨みつけているとしたら、自分に対して敵意をもっている、これから反論しようと身構えていると考えられます。 同じような姿勢でもまったく反対の意味になるのは、動物の行動でも見られることです。ゴリラのオスが胸を叩くドラミングのしぐさは、同性のオスに対しては威嚇の意味をもちますが、メスに対しては求愛行動の一種と考えられています。 相手のポーズ、しぐさがこちらに対する好意表現なのか敵対表現なのか、それを判断するためにも、顔の表情や手のしぐさも含めた全体的な観察が必要なのです。 さきほどあげた「前傾姿勢」についても、相手の手が机の上をリズミカルに叩く、顔をしかめるなどの動作が加わると、「全体の話としては興味があるが、納得いかない点もある」「あなたの話を真剣に聞いているが、反論すべき点もある」などと、より細かい分析ができるでしょう。 ここでおおまかに「イエス」の姿勢と「ノー」の姿勢をまとめてみましょう。 「あなた(の話)を受け入れます」というイエスの姿勢
「あなた(の話)を拒否します」というノーの姿勢
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Last updated
2014.10.17 15:38:24
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