2012.01.29

電話で威勢のいい人は、実は人づきあいが苦手な人見知り

面と向かい合っての会話より電話でのやりとりのほうが、話し方や声の大小などからその人の本性が見えやすいかもしれません。

電話が遠くて、相手の声がよく聞き取れないときは、相手も自分の声が聞こえていないのかと思って、ついこちらの声量もあがることがあります。これは、相手の姿が見えない分だけ、その声のトーンや間合いに敏感に反応したということで、直接の会話より相手のことが「よく見えてくる」のです。

「どうも、どうもお!久しぶりです!」などと、電話ではいつも元気よく威勢のよい人というのは、営業のサラリーマンや客商売の人などには結構いるタイプです。お客さまに対しては明るく、丁寧にというのが商売人のモットーですから当然といえば当然なのですが、必要以上にテンションが高い人は、本人も「商売人のモットー」を強く意識してやっているのでしょう。

お客さんに対して明るく接するために、自分を鼓舞し、あえて大きな声を出している。つまり、本当は話し下手でセールストークなどは自分には向いてないと思っていながら、仕事だからと自分を励ましているわけです。

あるいは、そうやって「頑張って営業していますよ」と、電話の相手にではなく、社内にいる上司にアピールしていることもあるでしょう。これはコンパなどで気になる異性が近くにいるのに直接話しかけられないため、他の人とわざと大きな声で話して関心を引こうという心理に通じるものがあります。

明るく威勢のよい話し口調の割に、世間話などは一切いわず、用件だけを伝えてさっさと切ってしまう人も、性格的には与えられた仕事は責任感をもってやろうとする頑張り屋だけれども、実は人づきあいはそれほど得意ではない人見知りな人、と分析できます。

逆に用件が終わっても、なかなか電話を切るきっかけが掴めずに世間話をしている人は、人づきあいはけっして苦手ではなく、人好きのするタイプなのですが、相手の気持ちを深く読み過ぎてしまうきらいがあるのかもしれません。

仲のよい相手とならばともかく、それほど親しくもない女性同士が長々と電話していることが男性にとっては不思議なことのひとつなのですが、その原因のひとつは「ここであっさり”では、また”と言ったら、相手は気を悪くするのでは」というお互いの気づかいが行き来しているのでしょう。

同じ長電話でも会話が延々と続くのではなく、沈黙の間合いが多い人からは、また違う性格が読み取れます。顔をつきあわせての会話なら多少相手が黙っていたとしても、その表情や仕草から「今、考えをまとめているのだな」と察することもできますが、電話で沈黙されるとコミュニケーションが完全に途絶えてしまいます。

それにもかかわらず電話口で沈黙してしまうというのは、マイペース型で相手の気持ちには無頓着な性格です。おそらく普段の言動でも、そういう独りよがりな面が見えるのではないでしょうか。





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Last updated  2013.04.30 00:43:59