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カテゴリ:雑感
愚樵さんのコメント欄で、ブログ主そっちのけで、ある方といささか論争のようなことをしてしまいました。 「銃口から権力が生れる」 というのは毛沢東の言葉ですが、これを真に受けたところに、山村工作隊に代表される50年代の極左冒険主義や、70年代の連合赤軍事件などの愚かさもあったわけで、「軍隊が国家を作る」 という主張は、それと同じ典型的な 「極左主義」 理論というべきです。 この、アジアやアフリカなどのせいぜい発展の遅れた地域でしか通用しない毛沢東の発想を遡れば、 「国家=暴力装置」という、あまりにも素朴で単純なレーニン国家論に行き着きます。 そういった理論の誤りと、現実の検証にとうてい耐え得ない馬鹿馬鹿しさなど、30年以上も前から常識になっていたはずだと思っておりましたので、こりゃ、いったいなんだろうな、と思った次第。 時間がないもので、今日はこれだけ。いずれ、ウェーバーの 「国家=暴力独占論」 と絡めて、詳しい記事にしたいと思います (というか、できればいいなと思います)。 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20080410/1207755185 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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