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20日のNY株式市場は反発し、NYダウは前日比90ドル4セント高の1万2427ドル26セント、S&P500は11.25ポイント高の1360.03、ナスダックは20.90ポイント高の2327.10で取引を終えた。
この日のNY市場は、朝方発表された1月の消費者物価指数が市場予想を上回る伸びを示した事から、インフレ懸念が一段と強まると共に、追加利下げへの環境にとってマイナスに作用するとの見方が広がり、NY株は続落して始まり昼にかけて軟調に推移した。しかし、午後になって発表されたFOMC議事録で、追加利下げに関して前向きな内容となっていた事を手掛かりに、一転して株価は切り返す展開となった。取り分け、原油高を背景にエネルギー株や、ヒューレット・パッカードの好決算を受けハイテク株などが買われると、引けにかけ株価は一段と上げ幅を拡大する展開となった。 なお、シカゴ市場の日経平均先物3月物の清算値は1万3480円で、大証終値1万3300円を180円上回って終了した。 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=108円10―15銭で取引を終えた。 FOMCの議事録が追加利下げに関し前向きな内容となっていた事から、米景気後退懸念が和らぎ円売り・ドル買いを誘う一方で、金利先安観が重石となりドルの上値を重くした。 円は対ユーロで続落し、前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=159円10―15銭で取引を終えた。 FOMCの議事録を受け、米国の追加利下げ観測を背景に、ユーロが対ドルで買い戻された流れから、対円でもユーロ買いの動きが強まった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 21, 2008 07:49:27 AM
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