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ナイト・ディーラー <株・為替・債券・石油などのマーケット・ニュースを報道・解説>

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ディノザウルスの騎士

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Feb 21, 2008
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 21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前日比377円91銭(2.84%)高の1万3688円28銭で今日の取引を終了した。

 前日のNY市場は、1月の消費者物価指数が市場予想を上回る伸びを示した事から、インフレ懸念が一段と強まりNY株は続落して始まった。しかし、午後になって発表されたFOMC議事録が追加利下げに前向きな内容となっていた事から景気後退懸念が和らぎ、一転して株価は切り返す展開となった。取り分け原油高を背景にエネルギー株や、ヒューレット・パッカードの好決算を受けハイテク株などが買われた。

 今日の東京市場では、FOMC議事録を受け追加利下げ観測が強まった事によるNY株の上昇や、円相場も円安基調で推移している事なども手伝って買い安心感が広がり、日経平均は買い戻しが先行して始まった。前日の急反落後という事もあり買い戻しに勢いがつき、一時上げ幅が300円を超え1万3600円台を回復する場面もあった。その後も堅調な展開が続くも、1万3600円を越える水準では戻り売り圧力も強く、一段の上値を目指すには手掛かりにも乏しい事から、前引けにかけてはやや伸び悩んだ。

午後に入ると、序盤は午前の終盤と同様に戻り売りが先行しやや伸び悩む場面も見られたが、売りが一巡し相場の底堅さが確認されると、一転して先物へ大口の買い注文が断続的に入り、日経平均は一段高の展開となった。午前の高値を一気に抜け1万3700円台後半まで急伸する場面もあった。その後も、高値圏でのもみ合いが続き堅調に推移するも、短期筋の手仕舞い売りなどが相場を圧迫し、引けにかけては1万3600円台後半まで伸び悩んだ。

 東証1部の売買代金は概算で2兆5952億円、売買高は21億6802万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1577、値下がりは115、変わらずは35だった。

 個別銘柄では、全面高の展開ながら、BS、トヨタ、ニコン、NTT、JR東日本などが売られた。

 大証の日経平均先物3月物も大幅に反発し、前日比390円高の1万3690円で今日の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物3月物は、前日清算値と比べ355円高の1万3695円で取引を終了した。

 前日のNY市場が追加利下げ観測を背景に上昇した事や、円相場が円安基調で推移している事もあり、日経225先物は買い戻しが先行して始まった。その後も前日の急反落の反動からショートカバーにも勢いがつき、一時1万3640円まで上げ幅を拡大する場面もあった。ただ、終盤にかけてはアジア市場の動向を見極めたいとの思惑が強まり、戻り売り圧力からやや伸び悩む展開となった。

 午後に入ると、午前の地合いを引き継いで上値の重い展開で始まったが、戻り売りをこなし後場に相場が崩れそうもないとの見方が強まると買い安心感が広がり、再びショートカバーの動きが強まり、日経225先物は一段高の展開となった。一時は490円高の1万3790円まで上げ幅を拡大する場面もあった。しかし、取引終盤にかけては手仕舞い売りなどに押され、1万3600円台まで押し戻された。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで弱含み、15時時点では前日の17時時点に比べ65銭円安・ドル高の1ドル=108円21-24銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、FOMCの議事録が公表され、追加利下げに関し前向きな内容となっていた事から、米景気後退懸念が和らぎNY株が上昇した事で円売り・ドル買いを誘う一方で、金利先安観が重石となりドルの上値を重くした。

 今日の東京市場では、海外市場の流れを引き継いで円売り・ドル買いが先行して始まった。その後、日経平均が大幅高で推移している事から、リスク回避姿勢が和らぎ一段の円売り圧力が強まるものの、一方では実需筋による円買い・ドル売りが円の下値を支えている。午前にかけては売り買いが交錯しながら、やや弱含みの展開となっている。

 午後に入っても、午前の地合いを引き継ぎ、売り買いが交錯し108円付近でもみ合い方向感が掴めない展開となるも、日経平均が午後に一段高となった事を手掛かりに、再びリスク回避姿勢が和らぐと円の売り戻しが強まった。円は108円20銭台まで下げ幅を拡大し、弱含みの流れとなっている。

 円は対ユーロでじり安となっており、15時時点では前日の17時時点に比べ1円13銭円安・ユーロ高の1ドル=159円32-34銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、FOMCの議事録を受け、米国の追加利下げ観測を背景に、ユーロが対ドルで買い戻された流れから、対円でもユーロ買いの動きが強まった。

 今日の東京市場では、海外市場の流れを引き継いで円売り・ユーロ買いが先行して始まった。その後、日経平均が大幅高で推移すると、リスク回避姿勢が後退し円売り・ユーロ買いの流れが強まり、昼前にかけて159円台20銭付近まで下げ幅を拡大している。

 午後に入ると、引き続き安値圏で一進一退を繰り返していたが、日経平均が午後に一段高となった事から、クロス円を中心に再び円の売り戻し圧力が強まると、円母じりじりと水準を切り下げ、159円30銭台まで下げ幅を拡大している。





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Last updated  Feb 21, 2008 03:37:35 PM
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