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21日のNY株式市場は大幅に反落し、NYダウは前日比142ドル96セント安の1万2284ドル30セント、S&P500は17.50ポイント安の1342.53、ナスダックは27.32安の2299.78で取引を終えた。
この日のNY市場は、リサーチ・イン・モーションの好決算などを背景にハイテク株主導で朝方は小高く始まったものの、その後フィラデルフィア連銀2月の製造業景況指数が2001年2月以来の低水準となった事が伝わると、米国の景気後退懸念が再燃し株価は急落した。主力大型株や原油相場の急落などからエネルギー株が下げを主導し、午後にかけてNY株は下げ幅を拡大していった。 なお、シカゴ市場の日経平均先物3月物の清算値は1万3535円で、大証終値1万3690円を155円下回って終了した。 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで反発し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=107円35-40銭で取引を終えた。 フィラデルフィア連銀2月の製造業景況指数が市場予想を大幅に上回る内容だった事から、米景気後退懸念が再燃すると共に、FRBによる追加利下げ観測が強まった事から、リスク回避による円買い・ドル売りが優勢となった。 円は対ユーロでも反発し、前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=159円05-10銭で取引を終えた。 米景気後退懸念が再燃した事でNY株が急落し、リスク回避による円買いの動きが出る一方、米国の金利先安観を背景に対ドルでユーロ買いが強まった事もあり、ユーロ円そばは売り買いが交錯し小幅なレンジでのもみ合いとなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 22, 2008 08:13:35 AM
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