～迷い人～愛を知らずに育った人間の迷走

いつ頃からか、
睡眠時間が長くとれなくなった。

昼寝も出来なくなった。

昼寝したい。

横になってみる。

やっぱり眠れない。



せっかくの休日の午後なのに。
昼も食べてお腹も満足なのに。

眠りたい。
人肌に触れ、安心感に包まれ眠れたら

どんなにゆっくり眠れて、
心も身体も安らぎ、回復するんだろうけど。



一人。一人で過ごす、休日の午後。





昔、膝枕をしてもらいながら、彼女の太ももの間に手を挟まれ眠った事もあった。
温もりを手に感じ、柔らかさを感じ、なにより彼女の感触を手に感じ、
眠った。

二人で抱きしめあい、お互いの脚の間に脚を入れ、脚で温もりと柔らかさと、
彼女が横にいる事を確かめあいながら眠った。

彼女の胸に頬を寄せ、眠った事もあった。





安心感と安らぎを感じ眠る。
夜もそうだけど、昼寝が良い。





そんな眠りはこの先経験できるのだろうか？



そんな穏やかな眠りはこないだろうな～





そんなバカな事を考えていた今日の午後