2008/11/01(土)06:29
大忙し
夕方出勤して、今日は女王州の州都へ飛び、飛行機を乗り換えてそこから白鳥川の街まで大陸横断する長丁場です。
「長丁場」とは云うものの、私が今まで国際線でやってきた長丁場とはワケが違います。今日一番長い白鳥川の街までのフライトでもほんの5時間しかかかりませんから。
女王州の州都までは離陸して着陸するまでがほぼ1時間、夕食の時間帯なのでエコノミーでも暖かい食事サービスがあります。さすがにチョイスはありませんが、バターチキンカレーは結構おいしそうでした。
エコノミークラスでは二百人ほどのお客様にクルー6人で一気にサービスします。勿論、幹線ルートでこの時間はソフトドリンクの他にビールとワインも無料でお楽しみいただけます。ただしコーヒー紅茶のサービスは「時間があれば」にさせていただいてます。
機長から着陸準備の指示のアナウンスが出るまでに、エコノミークラスはなんとか片づけまで終わりましたが、食事も2種類からの選択、温めたパンをサービスし、コーヒー・紅茶までお出しするビジネスクラス(飲み物は全て無料)ではまだ半分しか片付けが終わっていません。後列のお客様の中にはまだ召し上がっている方もいらっしゃいます。
エコノミーから助っ人が入って次々にトレイを片付けて行きます。後列のお客様にはコーヒーカップやワイングラスだけを残してトレイを回収します。
手前味噌になりますが、クルーのチームワークは大したものです。あっと云う間に片付け終了して、無事女王州の州都へ到着です。
お客様をお見送りしたあと、夕食サービス要員の1人が降り、残りの我々は隣に駐機されている飛行機に乗り換えて、今度は白鳥川の街を目指します。機内はほぼ満席になりましたが、今度は5時間ちょっと時間があります。今までのスピードがウソのように、今度はゆったりとサービスをすることができました。
考えてみればから4時間もあれば飲茶の街に行けてしまうワケで、そこで国際線サービスをやってる会社はいくらでもあるのですから、この飛行時間で国内線のサービスをするくらいチョロいもんですね。
食事サービスが終わった所で、我々も食事をして一息つきます。そしてしばらく時間をおいて、今度はアイスクリームをお配りします。
白鳥川の街に到着したのは現地時刻の午前零時を回った所でした。しかし、これは棲息地の午前2時過ぎ。今夜はここでお泊りです。ホテルに送ってもらったら、すぐに寝てしまいました。
寝坊させて貰います