FROM KOBE

2010/09/01(水)22:46

高齢者の入院事情(導尿)

闘病記(87)

9月に入ったというのに相も変わらず猛暑・・・ 夏の疲れはこれからピークを迎えます みなさま、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ それでは先週の続きです 父は入院した翌日やっと食欲が出て食べたと思ったら その後、腹痛がひどくなったのでお食事はドクターストップとなってしまいました 入院して少し元気になっていた父はしきりと 「なんか食べたい」を連呼していましたが 今振り返ると、父の闘病中の食に関しての欲求と言うものは 食欲が出た時には絶食命令食欲ない時には食べろ食べろと言われて 常に食欲と食事処方が相反していてホント可哀そうだったなあ~と思います と言う事で、結局父は24日の月曜日のランチの後から絶食となりましたが 入院出来た事で取りあえず安心したらしく体調は良さそうだったので その日は幾分安心して帰宅する事が出来ました んで、翌25日の火曜日、足取り軽く仕事帰りに夕方病院に行くと父の様子が少し変になっていました というのも、この時父の下痢は1日80回程度…まあ、言ってみればダダ漏れの湧き水状態で 父の正確な尿量が測れないという事で24時間の導尿で採尿する事になったらしく それで、尿道に管を通しているのが父にはめちゃくちゃ気持ち悪いらしく 常におしっこしたい状態で常時膀胱満杯になっているように感じるらしく、ほんとに数分おきに「おしっこ」と言っては、尿道にチューブが接続されている事が認識出来ずに勝手に動いてトイレに行こうとしたり、管を抜こうとしたり、またそれを制止すると 「なんでおしっこ行ったらあかんのやおしっこもれるやんか」 と、本当に昨日は全く正常だったのに今日は子供のようというか軽い認知症のような状態になっていました。私は一体父がどうなってしまったのか不安で主治医を呼んでもらい、導尿を今すぐ辞めてほしいと言いました。。 「一体父はどうなっているんですか昨日はあんなに元気やったのに今日はこんなにおかしくなって、一体何でこんな事をしているんですか」 と詰め寄る私に、D先生は 「導尿すると尿管が刺激されて、高齢の男性の方はよくこんな風になるんですけど、一時的なものなので24時間の採尿が済んで管を抜いてしまえば元通りになります」 という事で、おしっこより水便の方がたくさん出る父の正確な尿量を計るためにはこの導尿は仕方のない事だと言うので、私は本当に24時間きっかりで管抜いたら父は元に戻るんですねと一応念を押して父の導尿を了解しました今の私なら事前説明なしにこんなことされていたらまたまたバトル勃発するところですが、如何せん、私もこの時には病院のシステムもあんまり理解しておらず、医師の説明不足に何の疑問も持っていないかわいいヒナ鳥のようなもんやったしねで、父の過激な認知症のような症状は翌日私が病室訪れた時には、本当に昨日のあの様子は一体何だったのかというように、まともな状態に戻っていました そしてこの日、26日の水曜日にまずは胃カメラで胃の中を徹底的に検査してもらい、主治医曰く、父の胃の中はとてもきれいでほとんど問題は見当たらず、このまま翌日には大腸カメラの検査をしますと言う事でした。 ちなみに翌日の大腸カメラもほとんど問題なく、所々に出来ていたポリープは切除して組織検査に出しているけど、おそらく良性で大腸にも取り立てて問題はないという事で、 父の過激な下痢の原因として残された臓器は「小腸」となると説明されるも、D先生は、 小腸の検査は少し大変で父にも少し負担になるかもしれないけど、小腸カメラの検査をさせて下さいと言う事でした。 まあ、大変も何も結局は小腸カメラしない事には父の病名は判明しないし、下痢を治めることも出来ないのだから、如何に小腸カメラが大変でもしない訳にはいかないんですけどね   これは病院で処方されていた胃薬なんですが、 食事が出来ない父はこれをおいしいと言って飲んでいましたが 看護師さんにほんとにおいしいのか聞くと 「いや、まずくて飲みにくいと思います」と言ってました

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