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2017/12/06(水)19:30

2017Hawaii旅行記 ~8hカーチャーター・ヌウアヌパリ展望台~

2017 Hawaii(41)

​今朝は今年一番の冷え込みだった神戸。こんな日はハワイが恋しい~~デスネ 2017年10月 ハワイ5日目 ​lalahawaiitours 8h car Charter​ の続き ​クイーンエマの夏の宮殿​を後にして、次なる目的地へ向けてパリハイウェイを走ります 実はパリハイウェイを走る時にはちょっとした注意点があります 少し悲しい歴史のあるヌウアヌパリ(後で書きます) 何かと恐い伝説が囁かれている地域でもあります。中でも一番有名なのは ​​「夜中に豚肉を持ってパリ・ハイウェイを走ると、車が故障する」 ​​ と言うまことしやかな噂。。。 豚肉というのは先史時代のハワイでは、大層な御馳走だったらしく ごく特別な機会に、それも男性だけが豚肉を食べることが許され、 もし女性が食べると死刑になったほどの貴重な食物だったそうです。 ※ヌウアヌパリ自体も女人禁制の地だったそうです そのために、豚肉を持ってヌウアヌパリ越えをすると、 「飢えたハワイアン戦士の霊が、豚肉を求めて車を止める」と言う怖いお話 都市伝説のような噂話 パリハイウェイを夜車で走っていたら急にエンストを起こし ふと車に豚肉載せていたことに気づき、その豚肉を車から降ろして車に戻ったら 何事もなかったようにエンジンが掛かり、大急ぎでその場から走り去ったと言うお話 嘘か真か、日本でもかつての合戦地やいわくつきの場所には必ずこう言った噂話がありますよね 私は霊の存在とか信じる方ではないけど、こういった伝説的な噂には逆らいません まあ、信じる信じないは個人の自由ですけど ここを通る時には豚肉はお持ちにならない方が気分良くドライブできるかもしれませんね 怖いけど何となくユーモアのあるお話を聞いてるとあっという間に到着しました ヌウアヌパリ展望台 昔、何十年か前…。ツアーで訪れた初めてのハワイで 眠れない夜を機内で過ごし、19時間の時差でヘロヘロになっている所へ ホテルチェックインまでの間の時間潰しに連れまわされた観光地 眠いし、物凄い風やしで、記念に写真撮った以外は何も覚えてない 駐車場に着いて、車降りたら鶏がいると騒いでいたら なんと、後から後からニワトリの御一行様が・・ 至る所でコケッコッコ―――と、うるさい事この上なし もう、スッキリバッチリ起きてるから目覚ましは要らんのよ と、言うも、全く聞いてくれる気配無く、鳴き続けるー 全く警戒心の無いニワトリさん御一行様 これも今回初めて聞いた話なんですが ハワイで豚、牛、ニワトリなどの殺生はしないそうで 言うならばハワイ諸島のさん達は全てペット 勿論野生の達を捕まえて食べちゃうのはご法度だそうです ハワイの大地で楽しく暮らしている動物を食べちゃうなんて滅相もない事だとか なので、ここのさん達も殺生の憂き目にあう事が無いので、みょーに人懐こい ハワイ諸島で食べられているお肉類はすべて輸入品だそうです あ、アメリカ本土から来るのは輸入には当たらないか。。。 二度目のヌウアヌパリ展望台に向かいますが 全く記憶にない。。。 何か神聖な場所なのか、それとも単に危険な場所なのかよく解らないけど 進入禁止のロープが張られてます にしても・・なんか、風がない。。。 もうちょっと先へ行けば吹いてるのかな 展望台に到着 私の記憶に唯一残っていた、すさまじい強風がそよりとも吹いてない 無風のヌウアヌパリ展望台 風が無いのでゆっくり景色を堪能できました やはり少しもやってますが、絶景です ハワイ語で「ヌウアヌ」とは「涼しい高台」を意味し、パリは「崖」 つまり、ヌウアヌ・パリとは「涼しい高台にある崖」という感じなんでしょうかね こういった涼しい地域なのでクイーンエマも避暑地として過ごしていたのでしょう 展望台はカネオヘ湾やカイルアの街を一望できる崖の上に設けられています 高台とはいえ、ちょうど雄大なコオラウ山脈の切れ目になっているため、 付近は風の通り道で、本来であれば強風の名所としても知られているんですがね やはり有名な観光地なので、観光客がいっぱい PALI ROAD の石版 何が書かれているか気になるけど、読み難くてギブ それでは少しだけヌウアヌパリについてのうんちくを語らせて頂きます 昔、ハワイ諸島を統一し、王となる野望を抱いたハワイ島の首長カメハメハは、 マウイ島、モロカイ島を傘下に治めた後、いよいよオアフ島に侵略したそうな。 おびただしい数のカメハメハ軍のカヌーがワイキキからワイアラエまでのビーチを埋め尽くし、 数千人の戦士が上陸。オアフ軍の集結する山の手へと進攻してきました まず、パンチボールの麓にあったヘイアウ(古代ハワイの寺院)で両軍が対決 やがて、カメハメハ軍はオアフ軍をヌウアヌへと追い詰めて行き 敗色が濃くなったオアフ軍はコオラウ山脈を越えて逃げようとしたけど 逃げ切れずにちょうど展望台のあたりの高台に追い詰められ 最後は、次々と300メートルの絶壁から落ちて死んでいったと言われています ヌウアヌの崖から落ちて死んだというオアフ軍戦士の数は定かではありませんが、 約100年後の1897年にそれまでの原始的なトレイルに代わるパリ・ハイウェイが建設された時、 崖下から約800体の白骨が発見されたそうです。 さらに数年前、展望台から高校生が転落し、奇跡的に生還した時 その時に崖下を捜索した人々が更に複数の白骨体を見つけたそうです。 そこから考えるに軽く800人を超える戦士がヌウアヌ・パリで命を落としたと言われています。 なお、今も崖下には、無数の白骨体が眠っていると信じられているそうです。 ここから落下して助かった高校生事件 単に眠っている戦士たちの「ここにいるよ!」「忘れないでね」 と言う意思表示だったのかも。。。 無風のヌウアヌパリを満喫して Hawaiianの衣装を身にまとった方たちが記念撮影していたので よく解らないけど、私たちも記念撮影 写真撮っていると、必ず道行く人が 「みんなで撮ってあげましょう」と声かけてくれます あ、今気づいたけど、ちゃんと案内板があるので やはり何か神聖な場所なのかもしれません それにしても風のないヌウアヌパリ展望台 とても美しい景勝地ではありますが 悲しい歴史に血塗られた場所でもあります ここを訪れる時は物見遊山だけではなく、敬虔な気持ちもお持ちになった方が良いかもしれません それでは車に乗って、次なる観光地へ向かう事にしましょう ​

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