ミステリートレイン企画(グルメと駅弁ファン向け(?)写真)
1800系ミステリートレインツアーでの昼食をご紹介。配られた食べ物をまとめて…復刻チキン弁当(NRE大増)冷凍みかん(静岡・松田商事株式会社)もみ出し茶(株式会社新幹線サーブ)とお茶用にVolvic。今回のツアー企画者は『伊勢崎線全通100周年記念』ということで昼食にも昔の鉄道の旅…レトロ感を全面に出したかったようです…(笑)まずは、復刻チキン弁当今回のツアー用に特別な掛紙。この掛紙もプレゼント用(?)として別に、もう1枚ずつ配布されました。こういう細かい配慮が嬉しいですよね?で、掛紙を外すと…レトロ感たっぷりのチキン弁当の外装。『日本食堂(株)』の文字も懐かしいですよね。同梱されていた『チキン弁当のミニ歴史』によればチキン弁当が発売されたのは昭和39年(1964年)10月に200円で発売。幕の内弁当が150円だったといいますからチキン弁当は高額弁当だったんですね。この年は東海道新幹線が開業した年でもあります。昭和62年(1987年)国鉄民営化。国鉄からJRへ。日本食堂も分社化されチキン弁当も影響(?)を受け(新)日本食堂(現在はNRE)→『チキン弁当』Jダイナー東海(現在はJR東海パッセンジャーサービス)→『チキンバスケット』として各社に引き継がれる。平成16年(2004年)2月に鳥インフルエンザの影響で販売中止に追い込まれるがチキン弁当ファン(笑)の声により同年7月に販売再開し、現在に至る。いや、人に人生あり…じゃなかった駅弁に歴史ありですね(笑)肝心のチキン弁当の中身ですが2段重ねになっていて上の段には、唐揚げとポテトチップス。写真には見えていませんが生姜漬けがついています。下の段にはケチャップライス。グリンピースとマッシュルームが良いアクセントになっています。それをプラスチックのフォークで食べる。やっぱりチキン弁当っていいよなぁ~と思わせる味です。次、冷凍みかん。昭和の鉄道の旅に欠かせない冷凍みかん。でも、今は作っているとこが少ないらしいです。「この日のために静岡から取り寄せました~!!」と東武トラベルの担当者さんが言っていたので手に入れにくいんでしょうね…?説明書きによれば『このみかんは、完熟した優良品を特殊な方法により凍結したものです。美味しく召し上がって頂くには皮がやわらくなりはじめたとき食べごろです。固すぎても溶けすぎても味がおちます。』とのこと。食べるタイミングが難しいですね(笑)自分は少し食べるタイミングが早かったかな?凍っている…ちょっと固い食感。でも、これはこれで美味しいのでは?みかんなんだけど、冷凍みかんは別の食べ物のような気がします。最後は、『もみだし茶』日本茶のパックを入れ物に入れると出っ張りの部分で止まる。そこに(今回は)水を入れて、指定された場所を『もむ』とお茶成分が溶け出してお茶ができるという品。今は、ペットボトルや缶で簡単にお茶は手に入るけど当時としては入れ立てのお茶が飲めるので画期的な商品だったんでしょうね。これも昭和の鉄道旅ですね(笑)こういう企画者のこだわりって好きだわ(笑)