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2019.09.15
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「これは日本で作るのは無理だね・・・」

それが「鉄道運転士の花束」を見終わった時の感想。
また、この映画は『ブラックユーモア』という評価があったのだけど

「ブラックユーモアって、こういうの?」

最初は、分からなかった。
これは今頃分かってきた気がする・・・
面白いと言えば、面白いけど笑うのがはばかれるような笑い?

ストーリーをざっと書くと
イリヤは、祖父の代から続く鉄道運転士。
いつものように愛犬(!)と機関車を運転していると、鉄橋の上に少年を見つける。
イリヤは急ブレーキで事故を回避。
イリヤは、自殺を望んでいた少年シーマを家へ連れて行き育てることにする。
シーマは、イリヤと同じように鉄道運転士になることを望むが、イリヤは反対する。
シーマは、イリヤの計らいにより鉄道会社の非運転部門に就職する。
しかし、どうしても運転士を諦められなかったシーマは運転士になるのだが・・・


ミロシュ・ラドヴィッチ監督のオリジナル脚本。
監督の祖父が、蒸気機関車で「チャンピオン」と呼ばれていた運転士。
「チャンピオン」・・・運転技量ではなく、それは運転士として避けられない線路上で人を殺してしまった人数だったそう。
その経験が、この作品を作り上げたきっかけだそう。
映画の中でも、運転士同士の集まりで殺した人数を言う場面がある。
それは言うことにより『仕方の無いこと』と思っていても、さいなまれる苦しみを和らげているように見えた
・・・そうか、セルビアの映画だからか。
パンフレットには、セルビアの歴史は抗争の歴史でもあることが書いてあった。
大事な命され笑いに変えてしまうのは、明日があるか分からない人生だからなのか・・・

でも、この映画はブラックユーモアかもしれないけど、その後ろには、イリヤとシーマ・・・義父と息子、その他色々な愛が描かれている。
見た直後より、1日経った今が印象変わっているのは、そういうことなのか・・・
時間は88分と短いけど、深い映画だったと今は思います。
本職の運転士さんの見た感想を聞いてみたい映画です。
(2019年9月13日 新宿シネマカリテ 10:00回)





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最終更新日  2019.09.15 01:58:42
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