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 チューリップ

チューリップ

元気だったのに・・

ちゅーりっぷ


今日は、

知人のお母さんのお通夜でした。

彼は、長女が小学校の時のPTA会長であり、

卒業して10年経った今でもお付き合いしています。


そのお母さんは、

児童館老人館の利用者という立場で、

彼と知り合う以前より、

共に館のお祭りや文化祭を盛り立てた仲間です。


3年前、児童館が老朽化で閉鎖され、

別棟の老人館を間借りして、

児童館を細々と運営していました。

その老人館もやはり老朽化のため、

この3月で閉鎖されます。


今までの利用者達は、

近くの住区センターにある老人館に流れる予定・・

老人の方たちは、それぞれ派閥などあって・・

違う場所に顔を出すのは、中々難しいようです。

今まで、我が物顔で利用していたのに、

新しい所に入れば、そうは行かないから。


老人館に行って、

踊りや太鼓、手芸や料理、

毎日楽しく通っていた所が、

無くなってしまうんですから・・


老人館に向かって歩いている彼女とすれ違いました。

「こんちわ!今から老人館に行くんですか?」

「そう、もう直ぐなくなっちゃうから、寂しくなるよ」

そんな会話をしたのは1週間前3月1日、

私たち母親クラブがこの老人館を利用する、

最後の活動日の帰りでした。


年齢は80を過ぎていましたが、

元気でした。

とても元気だったのに・・

ショックです。

とても大切な人がいなくなったような・・・


よその家の高齢者の方との交流は

とても楽しいです。

いろんな話が聞けるし、

結構ためになることも多い。

その場限りのお付き合いということだろうか、

嫌なことがあっても引きずらない。

嫌な面さえあまり見えない。

スーパーや道端で、

名前なんか呼んでもらえたら、

すごく嬉しいです。


なのに・・・

姑と上手く行かないのは・・・

やっぱり生活を共にしているからなんでしょうね。

自分の心の狭さからなんだろう・・・と

分かってはいるけど、

現実、

やっぱり同居は・・・

溜息が出てしまいます。



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