気ままな生活

＊　　シキミ （樒）

シキミ科・シキミ属

山地のモミ林に多いが、古くから仏前に供えられ、寺院や墓地にも植えられる。

葉や樹皮を傷つけると抹香の香りがする。花期は３～４月。

花は黄白色で繊細な雰囲気。果実ま猛毒で、「悪しき実」が訛ったものとされ。

花と青い果実はＭａｒ　１７、２０１３「今日は春の彼岸の入ですね。」をご覧ください。

花や葉、実、更には茎にいたるまですべてが毒。特に、

種子にアニサチンなどの有毒物質を含み、特に果実に多く、

食べれば死亡する可能性がある程度に猛毒である。

シキミの実は植物としては唯一、

毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。

　今日の散歩で見た「シキミの果実です。」

左側の果実は毒性のないトウシキミの果実「八角」で、

「スターアニス」として売られています。右は猛毒のシキミの果実です。

シキミの種は過去に、シイの実やツブラジイのの実と間違えて食べ、

食中毒が発生してい。

果皮の毒性を１とすると、種は　１／４　

人の口径推定中毒量は６０～１２０個位だそうです。

中毒症状は嘔吐、腹痛、下痢、痙攣、意識障害などで最悪は死亡。

毒性を詳しく知りたい方は、　「医薬品情報　　シキミの毒性」を見て下さい。

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