カテゴリ:こんなのみつけた
「支援」に関する本をかなりながいことウォッチしています.見つける度に支援関連文献というリストに加えていく.
で,比較的新しいものがこれ.書評を読むとなかなかのものらしいけど,近いうちに自分で読んでみたい一冊.著者の舘岡康雄さんは支援研究会を主催されているとか. わたしたちの支援基礎論研究会のほうは最近休眠状態なのだけれど,この会が1993年からの活動の,結果的には締めくくりみたいな形で出した「支援学」と言う本を,三重県健康福祉部で福祉関係の仕事をされている脇田愉司さんが引用して下さっているのを見つけました.「支援とは何か-その背後にあるものから」という論文で『社会臨床雑誌』11巻1号(2003)に掲載されたものらしい.障害のある人・子供とその家族のための リソースセンターいなっふのリソースページで原文を手に入れることができます.その一節: 「『支援学』の「はじめに」で、「支援は不思議な現象である。ある人々にとってはそれは目標を不完全にしか達成しないことへの言い訳であり、またある人々にとっては抑圧的な非能率な管理のくびきから自らを開放する最大の武器である。・・・我々が試みるのはそのどちらの極端にも偏らない。」とし」 この「はじめに」をちゃんと読んでいただけたのは嬉しい.執筆者というのはこういうのを見るとコピーライトのことなど忘れていくらでも引用して欲しいと思うことがある. 脇田さんが引用して下さっている本はこれ: お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.06 12:01:25
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