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2月に「中公新書」わたしの3冊というタイトルでちょいと触れた件.結果が出たようじゃありませんか.『中公新書の森 2000点のヴィリジアン 1962-2009』というタイトルで本屋さんでもらえる冊子に載っているらしい.
漏れ聞くところによると,「アーロン収容所」がダントツの15票なんだそうで,えー,たったの15票でというわけだけど,回答者は179名だそうだから10%近い支持を集め,とかいうことになるのか.次ぎが「科挙」と「ある明治人の記録」... ははあ,トップは歴史物ですね. 「ある明治人の記録」って柴五郎の話でしょ,「北京の55日」に出てくる.映画も見たはずだけど伊丹十三が演じたなんてすっかり忘れてます.ブラザースフォアが唱ったテーマ音楽のほうは良く憶えてるのに.アメリカ映画なもんで主人公はアメリカ海兵隊の将校になってしまっていたけど,実際に籠城線の指揮を執ったのは北京公使館付武官の砲兵中佐で現場の最先任士官だった柴五郎だという. 話を「わたしの3冊」に戻すと,映画監督の森田芳光氏の票で越後島研一著「ル・コルビュジエを見る」も見事入選したそう.おめでとう. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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