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この日が誕生日の有名人もいるけど毎年7月25日は聖ジェイムス(=聖ヤコブ=サンティアゴ)の祭日.この日スペインの巡礼路カミーノ・デ・サンティアゴの終点サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂では大々的なお祭りがとりおこなわれるらしい.重さ90kgの香炉が35mの綱で引かれて煙を吐き出しながら宙を舞う,という名物儀式は巡礼者を清めるためなのでとくに祭日でなくとも毎日ある.
5日の土曜日,TBS「世界ふしぎ発見!」で「グリーンスペイン森と美食とミステリーの王国」として北側の海岸地方を扱っていました.偶然その前日に758kmの巡礼路の半分以上を歩き通された佐藤清さんから,自費出版されたその記録「私のカミーノ・デ・サンティアゴ:スペイン巡礼の旅」(2008)をいただいたので,特に興味をもって見ていたら,この宙を舞う香炉がでてきた. 以前,バスク地方のサン・セバスチャンでIFIPのDSS研究分科会があり,数日滞在しました.綺麗な弧を描いて拡がる湾の,両側から岬が迫った開口部の真ん中に島がぽつんとある,という印象的な風景の町でしたが,会議参加者のエクスカーションでザビエル城にも行った.あのフランシスコ・ザビエルの誕生の地だとのこと.番組でもちゃんと扱っていた.サン・セバスチャンのあたりの風景はひとことでいえばプロバンス.赤茶けたスペインのイメージとは大違いの緑したたる土地で,フランスからの観光客が多いというのも頷ける. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.07 21:43:02
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