カテゴリ:カテゴリ未分類
日本認知科学会の冬のシンポジウム「多感覚コミュニケーション」に午前中だけ出席して都心を横切り、ビッグサイトのエコプロダクツ展を見学してきました。某参加企業さんのブースでうちで作らせていただいたパンフレット類が配布されているので見てみたかったのですが、近くにあったNEXCOさんの地域性苗木の展示がとても興味深かった。
名古屋でCOP10があったせいか生物多様性を意識したパンフレットなども用意されていて、高速道路ののり面などに地域に自生する樹木を植えるというシステムができているらしい。道路を建設するためには必然的に地域の自然の一部を破壊することになるわけだけど、事前にその辺りに生えている木の種を集めておいて、滋賀県にあるNEXCOの緑化技術センターあたりで育ててる。そして苗にしたものをもとの場所に近い盛土のり面などに植樹しているのだということです。担当の方がたいへん熱意をこめて解説してくださいました。 高速道路は全国を覆うネットワークだから、できた緑地も全国的な緑のネットワークになっている。こうして増えてきた植樹面積が2009年度末で3,600ha。井の頭恩賜公園が38haくらいらしいから、その100個分近い。これだけの規模の緑地をひとつの原理のもとで作り出している例もあまりないのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.15 15:52:31
コメント(0) | コメントを書く |
|