2011/05/01(日)01:04
追加写真
いろいろといじっていたYTR-235について、ラッカーのはがれ具合が気になるとのコメントを頂きましたので、公開します。
全体的には、管の曲がった箇所は比較的きれいに剥離、ベルに関してはなぜか上半分が剥がれたようになっています。
この楽器、吹いていると手から金属臭がします。
ラッカーをかけるのは、楽器を保護すると同時に、奏者の手を金属臭から保護する役割もあるようです。
・チューニング管
全体的にいえるのですが、曲がりの外側のほうがラッカーは剥離しやすいようです。
・1、2番管
結構剥がれてます。
・ベル
意外と剥がれず。上半分を中心に剥がれてます。
・ベル(内側)
全体的に剥がれました。
・ベル(曲がり)
吹いたときに触ると一番振動しているように感じる箇所。
ここは入念に薬剤をかけましたが、やはり外側中心に剥がれました。
・ピストン
手が当たる部分が剥がれていますので、全体的にラッカーが薄くなっているのかも知れません。
・奏者視点
個人的意見としては、ここからの眺めが音色に左右するのではと。やはり、キラキラした楽器(特に金メッキ)ではキラキラした音を出してやろうという気がします。この楽器はラッカー剥離によって輝きを少し失った分、かれた音を出せればと思うのです。
他、楽器の状態はピストンはなりスムーズです。
ちなみにラッカー剥離に用いたのはこれでした。
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