2005/11/02(水)18:57
ぶらり気ままにコマジェで一人旅~三日目
昨夜から降っていた雨によっては大幅に進路を変更し、九州上陸を断念し、松山からフェリーで帰る事も考えていた為か?今朝は朝5時半には目が覚めてしまった。
これも、日頃の行いの良さか?^^
窓の外を眺めると曇り空ではあるが雨は止んでいる。それならばと予定より1つ早い船に乗るべく朝7時過ぎには宿を出た。
今日のスケジュールは先ず松山~八幡浜港へ。(走行予定距離約70km)
ここからフェリーで別府へ渡り、最終目的地の湯布院を目指す。
しかし、今朝は寒い。何だかんだ言ってももう10月も下旬だもんねぇ~
八幡浜港までのルートは大きく分けて2つ考えられる。1つはR56を南下しR197で八幡浜港に入る内陸ルート。もうひとつは同じくR56からR378を使って湾岸線を走るルート。
気分的には後者のルートを走るつもりだったが、分岐する交差点でR378方面が渋滞してたのとこのルートが若干距離が多いことを考慮して前者のルートを走ることにした。
しかし、これが裏目!
更に寒いわ!霧が出て視界は悪いは大失敗!
途中でR197の自動車専用道路に惑わされ道に迷いながらも何とか”八幡浜”と書かれた標識を見つけた頃には日もすっかり昇って良い天気に。
そんなこんなで無事八幡浜港に到着して予定通り宇和島運輸フェリーに乗ることが出来た。
●料金 大人 \2,120(2等) + 原付 \1,300
別府までは約2時間半の船旅。寒さと視界の悪さで少々疲れたのか1時間以上は寝ていたお陰で気が付けば別府だった。^^;
九州へ上陸したものの、ここから先の細かいスケジュールは何も決まってない。観光センターへ行ってパンフレットを物色する。
目に留まったのは”地獄めぐり”のパンフレット。別府と言えばやっぱりこれでしょ!とパンフレット片手に龍巻地獄を目指す。
到着したら入場料の表示が目に入ってきた。入場料は1箇所\400。全部回るなら共通券が\2,000。8ヶ所の地獄すべて回るならこれがお得だけど中には怪しい地獄も...^^;
まぁ~パンフレットだけじゃ分かんないから共通券を買いました。
●龍巻地獄
間欠泉なので吹き上がるまでに2,30分の間隔があります。
●血の池地獄
昔から一度は観て見たかった血の池地獄。本当に一番”地獄らしい!?”
ここには足湯もあり(ちゃんと赤いんです!)、行って価値ある地獄じゃないかな。
●白池地獄
ここには何故か?大型熱帯魚が飼育されてます。
●鬼山地獄
「何でワニ?」と思いましたが、大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始めたそうです。ちなみに”鬼山”とは地名に由来するそうです。
●かまど地獄
ちゃんとした由来があるそうですが...なんだかなぁ~
●山地獄
文字通り切り立った岩山から温泉が吹き上がってます。
●海地獄
この地獄にも一度は来て見たかった!
コバルトブルーの温泉が何とも神秘的です。
●鬼石坊主地獄
”鬼石”は地名に由来するそうで、球状に沸騰する熱泥を坊主頭に見立ててこの名前が付いたそうです。
地獄めぐりの途中、気が付けばもう2時を回っていた。あんまりお腹がすいたので何を食べようかと思っていたところ、至る所に”だんご汁”の暖簾が...
『だんご汁は大分の代表的な郷土料理』と紹介されていて、タイミングよく店頭でおばちゃんに声を掛けられたのでそのお店に入った。
解説すると白味噌の出汁にきしめんの何倍もある麺?が入っている。具は人参、しいたけ、里芋、蒲鉾、ちくわなど。
有難いことに温泉たまごをサービスしてもらいました。^^
★気になった一品
地獄蒸しプリン
海地獄で売っていた地獄蒸し焼きプリン。美味そう!と思いつつ、お腹一杯で食べ損なった。
こちらは別府・明礬温泉物。
地獄ラーメン
さて、地獄も全て回って本日の目的地である由布院へ。
地獄のある鉄輪温泉から由布院までは約30km。九州横断道路を湯布院方面へ向かうワインディングロードは実に美しかった。
特に林を抜け由布岳(豊後富士)が目の前に広がる風景は絶景。
こんな気持ちの良いワインディングロードは中々無いかも?
本日のお宿もユース。
今回の旅は全てユースを使ったんだけど、湯布院のユースが個人的には落ち着ける佇まいで良かったと思います。
ここのユースには温泉も引いてあるし、ここの湯は湯布院の街中のお湯よりすべすべになると言う方も...
確かにここの温泉はすべすべして気持ちよかったです。それに屋根が開閉式で露天風呂にもなるのには驚いた!
それにしても、ここの夜空は格別だったなぁ~
あんな綺麗な星空を見たのは何年振りだろう...
こりゃ、明日も良い天気間違いなし!
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