2017/10/23(月)23:29
叔父の葬儀
土曜日は岐阜の叔父の葬儀でした。
本来ならうちの両親が出るべきだが、親父は老健で動けないし、お袋も入院中。
そんな訳で急遽、弟と二人で出掛けた。
弟と二人で出掛けるなんて何年、いや何十年振り…
そもそも弟と二人で出掛けたことなんてあったかな?
大体、弟と会うのも何年振りかな?
そんな訳で道中は色んな話をした。
お互いの子供の話や両親との思い出。
目的地の近くの養老の滝も確か子供の頃、家族で行った。
俺が覚えていたことは親父がひょうたん型の瓶に入った、赤や青や黄色のニッキ水を親父が
「懐かしい!」と言って買って飲んでいたこと。
俺が物珍しそうに見ていると「飲むか?」と言って親父がニッキ水を渡してくれたので飲んだら
激マズだったこと。(笑)
弟が思い出したのは養老の滝で流しそうめん(くるくる回るやつ)を食べたこと。
そんな昔話をしながら、あの当時はカーナビも無いのに
親父はよく色んな所へ車で連れて行ってくれたよなぁ~と二人で関心した。
しかし、親父の行動範囲は決まっていたのか、神戸より西に行くことは殆ど無かったなと二人で笑った。
そんな話をしていたら、あっと言う間に到着。
本家の叔父や従弟や東京の叔父に挨拶をしていたら、暫くして葬儀が始まった。
最後に亡くなった叔父の長男が挨拶をするとき、思い出を交えながら叔父のことを話していると
小学1年生で亡くなった長女の話のところで言葉が詰まった。
俺もすっかり忘れていた。
俺の記憶ではその長女と有ったことは無い気がするが、親戚が集まる盆正月にはその話が度々された。
叔父がそのことを悔やんでいたと言う。
「きっと父は、今頃姉に出会っていると思います」
そう言うと参列者の涙を誘った。
葬儀が終わって、このことを親父に伝えるかどうか悩んだので、弟に聞いてみたら
「言わんほうがええんちゃう」
と言うので、暫くは黙っておこうと思う。