2010年12月6日会長声明こんばんは。佐々木亮です。12月1日から始まった電子署名は、本日18時時点で411筆となりました。 短期間のうちに、これほどのご協力を得られたことについて、まずはお礼を申し上げます。本当に、ありがとうございます。 今後は、まずは目標の1000筆を突破して、さらに上積みをしていきたいと考えています。 さて、私は、小林さんの弁護人ですから、当然、彼が冤罪であることは疑っておりません。 ただ、この署名は、そのことはさて置いても、難病の人に対してその治療をしない、逆に悪化させる処遇をする、それはおかしいでのはないか、という思いの方もたくさん署名されたものと思います。この事件について詳しくなくても、この「おかしい」という気持ちは、すべての人に共通してあるものと思います。 今回の署名では、小林さんに対する処遇改善という点で協力できる方と、広く連帯していきたいと思っています。 署名のコメント欄に、本件は冤罪であるというコメントも多く見られました。私としては、非常に心強く、ありがたいものです。 小林さんの冤罪を晴らすためには、日本の刑事司法手続上は「再審」という重い扉を開かねばなりません。 弁護団は、小林さんの処遇改善および刑の執行停止を求めつつ、再審開始を勝ち取るために、両にらみで活動していく所存です。 その時々で、また皆様のお力を借りることもあるかと思いますが、その際はよろしくお願い申し上げます。 とにかく、喫緊の目標は、小林さんの待遇改善・刑の執行停止です。 そのために、今行っている電子署名の成功が非常に大切な要素となっています。 既にご署名をされた方は、可能であれば周りへ拡げていただき、まだ署名されていない方は、是非、署名をしていただければ幸甚であります。 今後とも、この事件へ注目をしていただければと思います。 弁護士 佐々木亮 |