小林さんの年末健康状態(歯科医師・医師)::::::59歳訪問歯科医の先生のメールでのコメント::::: 始めまして、私は59歳の訪問専門の歯科医です。 テレビで小林さんの現在の症状をお伺いしました。 今、小林さんは、負の連鎖状態にあり、この状態が続くと生命に関る恐れがあり一刻の猶予も許されないと思い、連絡した次第です。 まず、口腔乾燥を何とかしなくては、感染に対する抵抗力がなくなり、全身に色々な症状が現れます。 食事が取りづらく、栄養面での問題も起こってきているようです。 刑務所のルールに詳しくはないのですが、持病がある人でも自分の薬を持ちこめないとか、刑務所の医師からの投薬がされないなど、人権を無視した話を聞いています。 私は、高齢者だけではなく、身体障害者、知的障害者や病院に入院中の患者さんも治療しますので、ICUに入っている方にもよく治療に行きます。 口腔乾燥で唾液が殆ど出ない状態では、乾燥状態をまず改善しなくてはなりません。 私が医者を含め医療従事者にアドバイスする事は、白色ワセリンをこまめに口の中に塗ることです。ワセリン自体に全く薬効はありませんが、保湿効果をねらっての事です。 薬を塗るには、資格が要りますが、ワセリンなら間違って食べても、素人が塗っても問題がないだろうと考えるからです。 白色ワセリンは、薬ではなく、保湿、潤滑剤なので、なんとか差し入れが出来ないでしょうか? かかりつけ医にも一度相談してみてください。 ワセリンを使えば間違いなく、一週間で口腔乾燥はなくなり、体重も増え、全身症状は嘘の様に改善します。喘鳴で、スパゲティ状態の患者も、ベッドから起きられるほどに回復する事を何度も経験しています。 :::::看護師経験のあるkazuko5さんのコメント::::: そう感じます。 点滴が施行されないと危険です。 脱水と衰弱、悪循環です。体液バランスが崩れているでしょう。 7日間の間に歯科医の助言の通りです。 手紙運動は刑務所に小林さんの後ろに多くの支援者がいる事の脅威です。看守もぞんざいにできないと感じる筈です。 このようなバツクグランドが出来ていますので「処遇要請行動」は まだされていないようですね、戦術を練り開始されては如何でしょう。二本立てです。 白色ワセリンは刑務所から処方される筈です。 しもやけで軟膏使用が認められています。他の一般刑務所です。 ::::::::中平旭医師のコメント::::::::: @akira_nakahiraです。皆様お疲れ様です。 白色ワセリンは医療材料・OTCとも判断できてしまうので、この辺は詳しい先生>法律 に聞いて見ないといけませんが、これが通るのなら大量に送りつけるのもありかと 医療機関名や医師 歯科医師名で塗らないと循環不全が発生する事を訴える旨のメッセージを添えるなど。 何処までが勾留されている人に外から入れられるか 特に今回は白色ワセリンというただの 軟膏 ですが判断が私ではできません。 ただ、本来なら刑務医官がしっかり出すか外の主治医が出すべきものでしょうけど。 法律上どの辺までOKなのか知りたいです。 :::::::佐々木会長の対応コメント:::::: この問題、ただちに弁護団に問題提起しておきます。 なお、口の乾燥については、前から問題となっており、それを改善する薬(サラジェン)が血管拡張剤を投与されたころに処方されたと聞いております。 直近の面会メモでは、若干、唾液が出るように改善されたとのことです。 いずれにしても、重要なご指摘ありがとうございました。 さっそく、要望事項に入れるか検討したいと思います。 :::::59歳訪問歯科医の先生のメール追加コメント::::: ワセリンの使用が許可された時、直ちに使える為に、使用法を書いておきます。 1日何回という決まりはありませんが、歯を磨くときにチューブから出すぐらいが一回の量の目安。慣れるまでの最初のうちは、心持ち多めの方が良いかもしれません。 小林さん本人が使う事が出来た場合、手が使えれば指で、使えなければ、舌で頬っぺた側や上あご等、喉から奥と歯以外の口全体に塗り広げる様にしてください。舌自体にも塗れればいいのですが...。 口の中のワセリンが取れてきたと感じたときに、再度、塗布する事を繰り返します。 しばらくすると(一週間程度)、自然と唾液が出てくる様に成ります。 唾液の量が以前と変わらないところまで出れば、ワセリン塗布は使命を完了し、後は本人の自然治癒力と失われた免疫機能の回復により、負のスパイラルから脱出できると思います。 |