テーマ:心の病(7318)
カテゴリ:うつ病
うつ病で休職をして2か月と1週間がたちました。
7月7日の休職開始以降、単身赴任先の東京から兵庫県の自宅に帰り療養しています。うつ病の日内変動は、朝が調子悪く、午後になるにつれてしだいに気分が回復していくというものです。 僕の場合も、まったくこの日内変動があてはまります。 朝は6時ころに目が覚めます。ときどき早朝覚醒で4時前に目が覚めることもありますが、最近、早朝覚醒は減ってきました。目が覚めると、 「あぁ~、今日も憂鬱な一日が始まるのか」と暗くなります。 何の楽しみもない、真っ暗なトンネルの中にいる、将来に希望が持てない、会社を首になるのではないか、そうなると家族で路頭に迷ってしまう、いっそ死んだほうがましかも、、、、、、 朝からろくなことを考えません。 目覚めるとすぐ、枕もとにおいた抗不安薬(セニラン)を1錠飲みます。毎食後に処方されている薬ですが、朝食後をまってられないので、この薬で不安感をなくすためです。 朝食を食べると、買っている犬(ジョン)を散歩に連れて行きます。僕をひたすら頼ってくれるジョンの姿を見ると、僕自身も癒されるのです。一日調子が悪い時は、家から外に出るのは、このジョンとの散歩だけという日もあります。 午前中はひたすら抑うつ感を振り払うようにネットに夢中になります。うつ病をテーマに書いてあるブログの巡回をし、ショッピングサイトを見て回るのです。息子たちも夏休みが終わって夕方までいないので、かみさんと二人きり。鬱陶しい顔をしてパソコンに向かっている僕を見ているとかみさんも気が滅入るのではないかと心配なんですが、どうしようもないですね。 昼食。 うつ病になると食欲が落ちてやせる人が多い中、僕は、食欲だけは立派で、内科の先生からはメタボリックであるとレッドカードを出されています。でも、食べることだけが楽しみなんです。 午後、僕の調子がよさそうなら、かみさんが買い物に連れ出してくれます。夕食作りは僕の仕事なので、その食材を買いにいくためです。 このころになるとずいぶん気が晴れてきます。スーパーのお買い得品を探しながら、夕食の献立を考えるのです。この作業は楽しいですね。 そして夕食が終わると夜のだんらんです。休職する前は、東京のマンションで一人、翌日の仕事のことを考えてゆううつになっていましたが、休んでいる今は、一番くつろげる時間です。 そして、10時に睡眠導入剤を飲み、ベッドに入る。最近は1錠では眠れないのですが、とりあえず1錠だけ。12時になっても眠れないともう1錠追加します。2錠目を飲むと、30分ほどで眠りにつくことができます。 一日が終わりました。翌日も何事も起こりませんように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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