「イスラム国の衝撃」を読む
今日は、朝のうちに散髪に行き、その後、大阪天満宮に立ち寄って帰宅。帰宅後は昨日から読んでいる池内氏の「イスラム国の衝撃」を読んだ。夜は、外食に出た。この本は、2015年の出版なので、「イスラム国」(ISIS)の最盛期までのことしか書かれておらず、ISISを客観的に描いている。マスコミ論調のように全くの極悪非道なならず者集団ではなく、かといって、ISISの言動は美化するでもなく、冷静に中立的に説明している。そのため、ISISの本質がよく分かった。本質は分かったが、その平和的解決は、難しいだろうということもよく分かった。一言でいえば、7世紀の価値観に基づいたコーランの教えは、現代に適合しない点が多々あるのだが、それを改めることができない点に問題の根幹があるように思う。写真は、池内氏の本お表紙。