カテゴリ:新いちょう大学校
今日は、午前中は昨日の句会のまとめを行い、午後は、新いちょう大学の第15日目の講義を聴きに行った。
今日の講師は近江晴子氏で、講義のタイトルは、「清河八郎が見た大坂の町と天神祭」であった。清河八郎は、幕末1830年出羽清川村の出身で、新撰組の創始者であったが、尊王攘夷の思想を狙われ34歳で暗殺された。 清河は、1855年に母親とともに、伊勢、奈良、京、大坂、倉敷、金毘羅、宮島、岩国、播州、大坂、京、天橋立、大江山、有馬、大坂、江戸、庄内とめぐる旅をしている。その模様を「西遊草」に書き残しているが、大坂に立ち寄って天神祭を見た様子も書かれているそうだ。 この時、大坂の町は、前年11月の安政南海大地震に見舞われた直後だったが、祭はにぎわっていたそうだ。幕末の大坂の様子、日本を襲った大地震の歴史、大坂天満宮の祭礼などを清河八郎の「西遊草」の記述から、興味深く話された。 画像は、「安政大地震と天神祭」の記事(大阪天満宮社報2012.1.より) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.15 20:12:44
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