カテゴリ:新いちょう大学校
今日は、午前中は、昨日の句会のまとめを行い、午後は、新いちょう大学校の講義を聴きに行った。
いちょう大の今日の講師は、大阪民俗学研究会の田野登先生で、演題は「大阪のお地蔵さんの世界」であった。大阪のお地蔵さんの数から始まり、お地蔵さんの歴史、役割、現状などについて興味深い話しであった。 講師の田野氏は、1994年に「大阪のお地蔵さん」という本を出版している。当時大阪には各区に50~60の地蔵さんが存在していた。しかし、その後、住宅の建て替えや更地化などにより、多くの地蔵さんは無くなり半減以下となった。寺に預けられたものもあり、別の場所に移設されたものもあり、行方不明になったものもある。 地蔵さんには毎日地域の人たちが手を合わせ、盆には地蔵盆や盆踊りが行われてきたが、地蔵さんが無くなるとその行事もなくなってきている。 地蔵さんは菩薩であるので、比丘の格好をしているのか、なぜ子供に縁が深いのか、大阪に残るユニークな地蔵さん11選など、盛りだくさんな話であった. 画像は、講義する田野先生、著書の「大阪のお地蔵さん」、平成版大阪地蔵十一ヵ所巡り」地図、十一地蔵リスト ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.14 12:40:01
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