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こっぱんの日記

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2017.01.17
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は、新いちょう大学校19日目の講義の日。講師は民俗学家の田野登氏で、今日の演題は「正月の都市民俗ー商人による演出」で、内容は次のようであった。
 1.都市の歳時習俗
    農村のような自然の歳時からかけ離れている
 2.商品に見る正月
  (1)花々の正月 
春は一月から3月まで 一月はフリージアが売れる 
    松の内を過ぎると造花の「桜物」の販売が始まる。
  (2)装いの正月
    一月は、着物、襦袢、コートは袷、襟は塩瀬、図柄は梅 
  (3)正月の味覚
    一月の和菓子は、新年菓、鶴、松竹梅、干支、勅題にちなむもの
    一月の魚は、鮟鱇、フグ。
    一月の酒は正月酒。二月は梅見、雪見、3月は花見、9月は月見酒
    うどん屋の冬は11月から1月まで。丁稚は素うどん、番頭はけつね。
    一月の露天商は、初詣、十日戎。えべっさんの福飴(金太郎飴)
    一月のにらみ鯛。正月用の塩鯛で祝鯛ともいう、6月1日に食べる。
  (4)正月のキワモノ
    正月は凧、初夢用の宝船図、七日薺、祝物、三月は雛人形 
 3.商業の正月歳時
  (1)商人による民族行事
    玩具商の繁忙期は11月から4月、閑散期は5月から10月。
    雛人形の販売開始は正月明けから。
    呉服店は、5日の初絹という初荷。
  (2)業界のイベント
    羽子板祭り、おもちゃ祭りなどを設けている。
 まとめ
    都市では、商人による季節の先取りにより、季節感が変ってきている。

 最近では、神社でどんど焼きをするのが消防や近隣苦情の点から難しくなっていて、お札や破魔矢、正月飾りなどは、神社に持って行っても、神社ではプラスチックなどを分離したのち生活ごみとして出しているのだそうだ。伝統の行事なのになくなっていくのは惜しいことだ。行政はなにを考えているのだろう。

聞くところでは、除夜の鐘も音がうるさいとの苦情が寺に来て、寺では住民に配慮して大晦日の昼に衝いているところがあるとか。今後こういうお寺が増えるのだろうか。住民も何を考えているのだろう。

今日の画像は、先日、石津川で泊ったときの朝の散歩の写真。南海石津川駅から阪堺線の石津までを往復した。途中、石津川を渡るラピートを見たほか、石津駅近くですれ違う電車を見た。





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Last updated  2017.01.17 21:44:43
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