カテゴリ:銀杏学習会
今日は、午前中は、あべの月曜講座に出席し、午後は、四天王寺聖霊会を見に行った。
月曜講座のテーマは「大阪の歴史再発見 文化・芸術・街・暮し」の第2回目で、元くらしの今昔館の谷直樹先生から「天下の台所 大坂蔵屋敷と豪商加島屋の建築」と題する話を聞いた。 「蔵屋敷」という名であるが、決して倉庫だけがあった訳ではなく敷地の周囲または川沿いに蔵が並んでいて内側に立派な屋敷があったのだそうだ。全国の大名の藩邸があり相当な賑わいであった。黒田藩、広島藩、筑前藩、久留米藩(蛸の松)などの紹介のあと、「久留米藩蔵屋敷図屏風」に描かれた屋敷内の仕事の様子、高松藩の金毘羅さん、広島藩の厳島神社など、現地へ行かなくても参拝できる寺社の設営の話、土佐藩の跡地は明治になってから、岩崎弥太郎が土佐稲荷にしたという話のあと、朝ドラ「あさが来た」のモデル・豪商加島家の屋敷跡の復元の話までを聞いた。それぞれに興味深い話であった。 講義はパワポで行われ写真撮影は許されなかったが、多くは、2017年発行の図録「大坂蔵屋敷」に掲載されているので、そこからいくつかを紹介する。 ![]() 午後は、毎年4月22日の聖徳太子の命日に行なわれる四天王寺の聖霊会を見に行った。雅楽の演奏に合わせて、いろいろな舞楽が奉納演技されるのだが、舞と舞の間隔が長く、早く次の舞が始まらないかと気になる。晩春の日差しの中で、立って見ているのもしんどい。一応プログラムはあるのだが、今演じているのはなんという舞楽なのか、またどがあるのかがあるのか、何の解説もないのでさっパリ分からない。 12時30分から始ま17時過ぎまで続くそうだが、私は、13時半ごろに着いて30分ほど見て、あとは無料公開されている五重塔、金堂、講堂などを見て回った。写真は、聖霊会の模様。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.23 10:08:44
コメント(0) | コメントを書く
[銀杏学習会] カテゴリの最新記事
|
|