今日は、スーパーへ買い物に行った以外は、テレビを見たり、家事・介護をしたりしながら過ごした。テレビは、NKH俳句、日曜美術館のあと、「特攻4000人 生と死と記憶」という番組を見た。
1944年の11月から1945年の8月まで、日本帝国軍は生きた人間の身体を武器として使うという暴挙を行った。その数4000人に上るそうだ。番組では残された遺書を頼りにその遺族、知人を訪ね歩き、当時の思い出、現在の心境などを紹介したものだった。毎年、8月の終戦記念日を中心にこの種の番組が放映されるのは分かるが、年末に放映されるのは珍しい。しかしよく考えれば、今日は、1941年に真珠湾攻撃を行った開戦記念日に当る日であった。
私は子供だったから、なぜ負けると分かっている戦争を始めたのか、なぜ形勢が不利になっても無理矢理戦争を続行したのかよく分からないが、その戦争の責任を誰も取っていないのが不思議である。最後は、広島・長崎に落された残忍・悲惨な原爆によって、終戦となったのだが、その原爆を落としたアメリカは日本に対して何の謝罪も補償もせず、原爆の被害を過小評価していることを誰も責めないのも不思議だ。
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Last updated
2024.12.08 19:31:42
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