午前月曜講座、午後梅田散策
今日は、午前中は、あべの月曜講座を受講し、午後は、梅田周辺を散策して、クリスマスツリーを見て回った。月曜講座のテーマは、「近代大阪の文化・美術史」の第6回(最終回)で「浪花百景から近代都市景観まで」であった。前半は「浪花百景」の見方についての話。例えば、①幕末の制作であるが、幕末の様子だけを描いたものではない、②いろいろな所に制作者の趣向が隠されている、③江戸百景や東海道五十三次の絵柄からの借用もあるなど。後半は、織田一麿、小出楢重、池田遥邨などの描いた大阪の風景画にどんな建物や人物が描かれているかの実証結果を話された。大阪の経験をヨーロッパの風景のように画いたり、黒屋根の並ぶ殺風景な街並みを雪景色にして雰囲気を変えたりしていたのだ。写真は、講座の様子。梅田周辺のクリスマス・ツリーのいつかかを写真に撮って来た。左上より、グランフロント大阪北館広場、同、カリヨン広場、阪急デパート9F、同、阪急デパート1F東側通路、阪急ブラウズ、阪急三番街、富国生命ビル。