カテゴリ:ヴィッセル神戸
2ndステージ天王山その1になったJ1リーグ2ndステージ第12節 ヴィッセル神戸vs柏レイソルをユニバー記念競技場で観戦しました。 試合はここ数試合と同様立ち上がりから相手にペースを握られる展開で、 前半23分にCKからあっさり先制点を献上してしまいました。 あまりにもあっさり失点してしまったので、 やはり柏レイソルには歯が立たないのかと一瞬嫌な思いが頭をよぎりましたが ここからヴィッセル神戸が徐々に反撃を開始。 しかしながら岩波選手のドンピシャヘッドなどで柏レイソルを少し慌てさせたものの、 結局前半で追いつくことはできず0-1でハーフタイムを迎えました。 ハーフタイムにはユニバー記念競技場恒例の打ち上げ花火。 ヴィッセル神戸史上最大の1500発の花火が夜空に舞いましたが、 風向きが悪くバックスタンドにはそれ以上の数のカスが舞い降りました。 そんな中で始まった後半はメンバー交代が功を奏してヴィッセル神戸がペースを握り、 柏レイソルは防戦一方となりました。 藤田選手のロングスローやCKによって何度もチャンスを作り出しますが なかなか1点が遠いジリジリとした展開になりました。 73分に中坂選手が交代で入ってからは早いパス回しで相手を翻弄し、 かなり一歩的な展開になりましたが最後の砦は崩せないまま。 78分にペドロジュニオール選手を石津選手に代えた時には、 これでもう追いつけないかもと諦めかけてしまいましたが、 予想に反してこの日は石津選手が大活躍し、 レアンドロ選手の同点ゴールをお膳立てしてくれました。 ここからはもう押せ押せムードになり逆転勝利の雰囲気も漂いましたが、 結局そのまま1-1の痛み分けに終わってしまいました。 試合後両チームの何人かの選手はピッチに倒れこみしばらく動けない状態で、 この試合の激しさと選手たちの勝ちたかった気持ちがしっかりと伝わってきました。 この日ユニバー記念競技場に集まった22,059人がこのシーンに感動し、 多くの次のホームゲームにも応援に駆けつけてくれるに違いありません。 この試合は1stステージまでのヴィッセル神戸であれば、 おそらく何もできずに0-2くらいのスコアであっさり敗けていたでしょう。 しかしこの日のヴィッセル神戸の選手は誰もが諦めずに全力でプレーし、 土壇場で追いつきあわや逆転勝利かというところまで頑張ってくれました。 おそらくこれが勝者のメンタリティというものなのでしょう。 勝ち続けている者だからこそ「負けない」という自信と 「勝ちたい」という思いが試合終了まで続くんだと思います。 最後のレアンドロ選手のシュートがゴールポストに当たったシーンは、 本当に強いチームであればゴールインしていたに違いありません。 おそらくこの紙一重の差が優勝チームとの差なんでしょう。 でもそれを嘆いている暇は今のヴィッセル神戸にはありません。 幸いにもこれから上位チームが直接対決で潰し合いをしてくれますので、 残り5試合全て勝利すれば2ndステージ優勝の可能性が残っています。 ホームゲーム2試合には名古屋から駆けつけて選手たちを後押ししますので、 なんとか残り5試合で紙一重の差を埋めてもらいたいものです。 それにしてもいつもながらユニバー記念競技場のビジョンは撮るのに苦労します。 結局最終スコア画面を撮ったら下1/4が欠けてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/09/19 10:19:16 PM
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