ベスト10と神戸愛
昨年のスポーツ観戦は以上53試合。 一年が52週だから一週間に一試合のペースで観戦したことになります。 そんな中から2008年スポーツ観戦試合ベスト10です。 第1位 マンチェスター・ユナイテッドvsリガ・デ・キト(12/21@横浜国際競技場) TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2008の決勝戦。 試合は前半マンチェスター・ユナイテッドが圧倒的に攻めるも0-0で終了。 後半マンチェスターのビディッチが退場になってからはリガ・デ・キトが反撃開始。 ほとんどイーブンの展開となるが後半28分にルーニーが値千金の決勝ゴールを挙げ マンチェスター・ユナイテッドが1-0で勝利した。 約68,000人の観客で埋め尽くされた日本最大の競技場・横浜国際の雰囲気は鳥肌ものだった。 第2位 日本代表vsシリア代表(11/13@ホームズスタジアム神戸) 神戸で約6年半ぶりに開催されたフル代表のサッカー日本代表戦。 日本は前半、長友佑都(FC東京)と玉田圭司(名古屋)のゴールでリードし、 後半には大久保嘉人(神戸)のゴールで突き放し3-1で見事に勝利した。 この試合の日本代表サポーターコールリーダーは知人のS氏。 地元神戸開催のフル代表戦でコールリーダーを務めその試合でヴィッセル神戸の 選手がゴールを決めて勝利するという彼の10年来の夢がやっと叶った試合であった。 第3位 ヴィッセル神戸vsFC東京(11/23@ホームズスタジアム神戸) リーグ戦5連勝の神戸がホームに好調な東京を迎えて行なわれた一戦。 前半15分に連勝中の勢いそのままに神戸が先制しそのままハーフタイム。 後半も神戸の勢いは衰えず再三得点機を作るが追加点はならず、 そのまま1-0で試合終了と思われた83分、一瞬の隙をつかれカボレのゴールで 追いつかれてしまいクラブ新記録更新となる6連勝は惜しくも達成できなかった。 後半ロスタイムのノーガードでのカウンターの撃ち合いは圧巻であった。 第4位 パナソニック電工インパルスvs鹿島ディアーズ(12/13@京セラドーム大阪) 2008年のXリーグチャンピオンを決するジャパンエックスボウル。 試合は開始早々からディアーズが立て続けにタッチダウンを決め14-0と大きくリード。 この時点でのディアーズのオフェンスはインパルスディフェンスを全く寄せ付けず ひょっとしたら鹿島ディアーズが圧勝するのではと思わせるほどであった。 しかし第2クオーターに入ると両チームの立場は一転、今度はインパルスが連続タッチダウンを決めてあっさりと14-14の同点に追いつきその後も二つのタッチダウンを加え28―14で勝利した。 この日京セラドームを訪れた13,834人の観衆は地元インパルスの大逆転勝利に歓喜した。 第5位 関西学院大学vs立命館大学(11/30@神戸ユニバー記念陸上競技場) 全勝同士の対戦で勝ったほうが優勝というアメリカンフットボール関西学生リーグ最終戦。 20,000人の観客を集めたこの試合は、攻撃力に勝る関西学院大学有利とういう下馬評を覆し堅い守備を誇る立命館大学が17―7で勝利して3年ぶり8度目の優勝を決めた。 この試合で勢いのついた立命館大学は、その後12/21の甲子園ボウルで関東の雄・法政大学に19―8で勝利し学生チャンピオンとなり、1/3開催のライスボウルでもXリーグチャンピオンパナソニック電工インパルスを17―13で撃破し見事アメフト日本一に輝いた。 第6位 ヴィッセル神戸vs川崎フロンターレ(3/15@ホームズスタジアム神戸) ヴィッセル神戸のJ1リーグ2008年シーズンホーム初戦。 過去一度も勝ったことがない川崎フロンターレを終始圧倒しレアンドロのハットトリックと 怪我で開幕戦を欠場したエース大久保嘉人の1ゴールで4―1とヴィッセル神戸が快勝。 今シーズンの神戸は一味違うぞと思わせた試合であったがその後は多くの怪我人に悩まされ、結局2008年シーズンは12勝11敗11分の勝点47で昨年と同じ10位に終わった。 第7位 U23日本代表vsU23オーストラリア代表(7/24@ホームズスタジアム神戸) 北京オリンピック壮行試合として行なわれたこの試合は、日本代表がミスから先制点を許すがその後41分香川真司(C大阪)のゴールと89分岡崎慎司(清水)のゴールで2―1と逆転勝利。順調な仕上がりを見せていたU23日本代表であったが本番の北京オリンピックではアメリカ、ナイジェリア、オランダを相手に予選リーグ突破どころか3連敗という最悪の結果に終わった。ちなみにこの試合の日本代表得点者である香川と岡崎は奇しくも二人とも神戸市出身である。 第8位 オリックスバファローズvsソフトバンクホークス(9/18@スカイマークスタジアム) オリックスバファローズ2008シーズン スカイマークスタジアムでの最終戦。 試合は初回から得点したバファローズがローズと日高のホームランなどで7-1と快勝! 昨シーズン限りでの引退を発表していた番長・清原は8回裏1アウトから代打で登場し、 2―2から高めやや外よりの150km/hのストレートに豪快な空振り三振。 最後まで清原らしさを貫き通し20,000人以上の神戸のファンに別れを告げた。 第9位 デウソン神戸vsシュライカー大阪(8/2@グリーンアリーナ神戸) 2008Fリーグホーム開幕戦はシュライカー大阪が相手の関西ダービーとなった。 昨年のこのカードは0‐2からデウソン神戸が3‐2で大逆転勝利。 Fリーグ通算成績も3戦して2勝1分と非常に相性の良い相手である。 試合は昨年とは逆にデウソンが立て続けにゴールを決めて3-0と大きくリード。 その後2点を返されたものの再び突き放し結局デウソン神戸が4‐2で勝利した。 デウソン神戸ファンとしては大いに溜飲を下げた会心の試合であったが、 改めてフットサルはサッカーとは似て非なるスポーツであると感じた試合でもあった。 第10位 東京ヴェルディ1969vsヴィッセル神戸(11/9@味の素スタジアム) 2008年初の関東遠征試合はバックスタンド1969シートのど真ん中で観戦。 周りはヴェルディファンばかりの完全アウェイ状態で観たこの試合は 途中で彼らが怒って帰り始めるほどの内容でヴィッセルが2―0で快勝した。 この日の味の素スタジアムはとにかく寒く気温は何と12月上旬並の11℃。 デジカメを持つ手が悴んで最後の方は手ブレがひどく全く撮影できなかった。 そして気温以上に酷かったのがこの日の観客動員。 立川市内の小学生を無料招待したにもかかわらず観客数はたったの8,626人。 初めて訪れた味の素スタジアムは気温も観客も何ともお寒いスタジアムであった。以上の長文はプロデューサー、アートディレクター、デザイナー、コピーライターなど仕事仲間約30人で毎年楽しんでいる通称『ベスト10の会』への今年の俺の投稿作品。この投稿に関して姉貴的な存在の某女性編集長からいつもながら文章お上手ですね。○○さんのスポーツ観戦への尽きることのない好奇心と神戸への愛情が満ち溢れています。今回も楽しく読ませていただきました。との感想をいただいた。この長文の中に「神戸への愛情」ってそんなに満ち溢れてますかね?