貧乏子だくさんの留学事情

2006/01/04(水)00:38

ニュージーで手作り2

Hand made(15)

三件目のホームステイに移ったのは、8月のはじめ。ホームステイマザーはEUNICE、9月で75歳になった素敵なご婦人です。結婚式の写真を見せてもらったら、ふっくらとしてとてもかわいい花嫁さんでした。そして着ているウェディングドレスや帽子など手作りだと知ってビックリ。今は目の調子が悪くて縫い物など細かい作業は出来なくなってしまったと少し寂しそう。私も手作りが大好きなので話も弾んで、共通の話題があって良かったなーと一安心。時間もたっぷりあるので何か手作りをしようと思い、EUNICEに「SPOT LIGHT」という手芸屋さんに連れて行ってもらった。何日か前に近くのLibraryでパッチワークの本を借りていたので、パッチワークをすることにした。これなら自分の部屋でもチクチクできるからね。それと英語の学校へ行く時に教材を入れるカバンがなかったので手提げのバッグを作ることにした。黄色を基調に花柄の布を何種類か買って、パターンを考えさっそく作業開始。私の性分として、作りはじめるとキリのいいとろこまでやらないと気がすまない。出来れば一日で仕上げてしまいたい。結果、あまり凝ったものは作れないんだけど、出来上がったバッグをさっそくEuniceに披露すると「You are clever.」と褒められた。 ニュージーの人はやたらとclever、beautiful、gorgeousなどと褒めちぎってくれる。日本人の私には最初そんなに褒めなくても、なんて思っていたけど、それは決して大袈裟な表現ではないようです。 このバッグは後にEuniceへのプレゼントとなりました。使い古しで悪いけれど、彼女は見る度に「素敵ね」と言ってくれたので、日本に帰る時にちゃんと洗濯をして彼女に使ってもらうことにしました。「教会へ行く時に持って行くわ」「いつも聖書を入れているカバンが古くなっていたのでちょうど良かった」と言ってくれました。

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