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またまた夕刊フジの記事からです。
年を重ねていくと脳細胞が徐々に死んでしまっているのではないかということは記憶力や計算力が弱まっていっていることで実感していますが、5つの要素を実戦すると逆に脳細胞が増えていくとの記事がありましたので掲載させて頂きました。 リタイヤすると生きがいを持てなくなってくる方が増えてきます。これを逆に生きがいが持てるものを探し積極的に関わることが大切だそうです。 お手玉遊びでボランティアは如何でしょうか。 年をとっても脳細胞は増える -------------------------------------------------------------------------------- 【サラリーマンを襲う病気】 どうも近頃、頭の働きが悪い、「もしかして、脳細胞が死んで減ってしまったのではないだろうか」と、不安になったことがある方は多いだろう。でも、大丈夫。最新の科学は、脳細胞が年をとっても新しく生まれることを証明しつつある。(2004.12.16掲載) 「これまで、脳の神経細胞は生まれてから後は死ぬ一方で、大脳では一日20万から30万個が死んでいるというのが定説でした。しかし、98年のスウェーデンのエリクソン博士や01年の東京大学の久恒辰博博士らの研究で、大人になっても脳細胞(ニューロン)は成長していると実験で証明されたのです」と語るのは、心療内科医の姫野友美医師。 ニューロンというのは、脳の記憶や感覚、感情などの情報を伝達する神経細胞。このニューロンの数が多く、複雑に結びついているほど、脳の働き、つまり情報処理能力は優れている。そして、このニューロンはある一定の条件下では、年をとっても新しく生まれ、成長を遂げているというのだ。 「条件というのは、脳に一定の刺激と安らぎを与えることです。刺激が増えると、情報伝達のために、ニューロンが各種の神経伝達物質を放出し、その神経伝達物質がまた、ニューロンの発達を促すのです」(姫野医師) 神経伝達物質にはいくつかの種類がある。よく知られているのは快感物質のドーパミン、ほのぼのとした気分にしてくれるセロトニン、やる気を起こさせるノルアドレナリン、ハッピー感を高めるβエンドルフィンなど。さまざまな刺激を通してこれらの神経伝達物質が良好に分泌されると、脳の発達は促される。 「逆に、これらの神経伝達物質が枯渇した状態がうつの状態なのです。うつになると、脳の神経細胞の新生も阻害されますから、ますますうつの悪循環に陥ることになります」 そうならないため、年を取っても脳細胞を増やすための基本5カ条を挙げてみた(別稿)。 (1)の食事については、朝食を取って脳の温度を上げること。よく噛むことで神経細胞を刺激すること。神経伝達をよくするため適度に肉類を食べること。脳によい魚に含まれるDHA、EPAを適度にとること。納豆など大豆製品は脳にもよいので適度にとること-などを心がける。 (2)の運動は、ウオーキングなどの一定のリズム運動で脳によい刺激を与え、神経伝達物質のセロトニンを増やす。日光浴をする。深呼吸、ヨガ、気功などで新鮮な酸素を脳に送る-などに気をつけるとよい。 (3)の休養は、ストレスホルモンは脳細胞新生の大敵なので、笑い、お風呂、マッサージ、音楽などでリラクゼーションを心がけ、ストレスホルモンから脳を守る。 (4)の睡眠は非常に大事。寝ている間に脳に栄養が行き渡り、脳細胞も新生するので、睡眠はしっかり十分に。できれば昼寝も効果的。刺激だけでなく、休養、睡眠で脳に安らぎを与えることも脳細胞の新生に必要なのだ。 (5)の生きがいは、目的をもって行動することで、やる気が出て、神経伝達物質も増える。脳にも刺激が伝わり、脳細胞新生もスムーズになるという。チャレンジして例え失敗しても、それも脳にはよい刺激となる。 「脳細胞新生のためには、恋も失敗も成功も、とてもよい刺激となるのです。いい意味でやる気を出せば、脳は衰えず、ますますやる気がでるよい循環に入ります」と姫野医師は語る。 ------------------------------ ●年をとっても脳細胞を増やす基本五カ条! 1.食事=頭をよくする食事に気をつける 2.運動=適度な運動は脳細胞を刺激する 3.休養=ストレスは脳細胞新生の大敵 4.睡眠=眠る間に脳は若返る 5.生きがい=脳が感動すると神経伝達物質が放出される お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.01.05 23:31:56
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