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Navi!職場の労働問題

Navi!職場の労働問題

解雇(能力不足)Q&A

 Q:私はデパートで食品の販売員をしております。
責任者から売上が上がっていないので解雇すると言われました。
9月30日に責任者から10月31日付けで解雇すると口頭で言われました。
解雇理由は売上前年対比180%未達であるためだとのことです。
そもそも売上目標前年対比180%という数字は、販売員として5年間勤務している経験からしても、達成することは到底不可能な数字と思われます。退職直前の売上実績をみても前年比100%は大方達成しており、又、同じ売り場の従業員と比べても同程度で、売上前年対比180%未達であるとういう解雇理由は納得ゆきません。このところ、売り場の責任者とはうまくいってないことは事実です。職場復帰をしたいと思います。

 A:能力不足を理由とする解雇の場合、単に、成績が悪いとか職務能力が劣るといった事情があるだけでは、合理的な理由があるとは評価されません。客観的に見て、現在の職務において改善の見込みがなく、他に活用可能性もなく、解雇しなければ、企業の事業運営に支障をきたすといった程度の事情が必要です。

 具体的には、企業の種類、規模、職務内容、労働者の採用理由(職務に要求される能力、勤務態度がどの程度か)、勤務成績、会社の指導、改善の余地があるか、他の労働者との不均衡はないかなどを総合して検討する必要があります。

 あなたの場合、成績不良といっても、売り上げについては売上前年対比180%に達成している人がいなく、他の従業員も同じレベルのようですので、目標未達という理由は客観的にみて合理的な理由とは言えずではないので、会社の解雇は不当と思われますです。会社の目標設定も評価基準があまりのも無謀にも感じます。又、会社としてはい置いては指導、監督が十分につくされていないようにも思います。

 会社は能力不足の向上を図るとか、他の職務に異動させてして能力発揮の機会を与えるといったことの努力も検証の対象になりますしておりません。お問い合わせからだけでは不明ですが、そういった会社側の努力はあったのでしょうか。これはあなたを解雇する方便のようにも思われますいます。

 以上のことから、解雇を争うことになります。争う機関は都道府県労働基準局や民間の紛争解決機関を利用してあっせん等を申し立てると良いでしょう。





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