俺は貴乃花親方が産まれる前から相撲を見ている。目指したことは
無いがな。小学生のころグランドで、みんな俺のことを転ばそうと相撲を挑んできたが、クラスで二、三番目に、小さかった俺は転ばされなかった。バランスが良かったんだ。今はおっちゃんで体が硬くなりだめだがな。もし今日俺のページを見ていたら、とりあえずこのページだけにしろ。おっちゃんはな、井の頭で露天商をやっていたような底辺の男。かたや、貴乃花親方はあっという間に頂点を極めた男。頂点には頂点、底辺には底辺の哲学がある。頂点の男は暇がない。底辺の男は暇がある。でも無駄な時間はない。そのうえで絞り出すと。言葉は真理を超えない。あせろと言ったが眠る前にあせるな。倒れるか?土俵から出るか?ちょんまげを引っ張らなきゃ勝ちだからな。ぐうでぶつことはないだろう!ひっぱたいても、足とってもいいんだからな!考えるなよ。親方に並ぶ人は白鵬関しかいないんだから。人より恵まれてる分、やっかみはあるってものさ。優勝できなくなったな!負けるっていうのはそういうことだよ。